「異業種交流会」

先日、アイチ士業ネットワーク(通称ASN)の説明会・交流会に参加してきました。
 ASNは公認会計士や税理士のみならず、弁護士や司法書士といった各士業のメンバーで構成され、定期的に懇親会などを実施している団体です。
 当法人の代表である石田が十数年前に当時の仲間の方々と立ち上げたものです。

 現在の会員数は600名を超えているとのことで、説明会当日も、新入会員だけでおそらく50名超の方が参加しており、団体規模の大きさを実感しました。
 会の前半は、団体としての具体的な活動内容の説明、後半は立食パーティー形式で参加者同士で自由に交流や名刺交換をする、といった流れで、多くの士業の方々と交流することができとても有意義な時間となりました。

 また、ASNでは懇親会のほかにも、外部講師を招いてのセミナーや、所属メンバーがそれぞれの専門分野について講師をする勉強会なども定期的に実施されていることを知りました。
 これら勉強会については、いくつかのグループに分かれているため、興味があれば数多く参加できることがとても魅力的であると感じました。

 勉強会などへの参加自体はこれからなのですが、非常に有益なものであるため、時間が許す限り積極的に参加をしていきたいと考えています。
 本業である税務以外の面でもお客様にとって役立つ知識の習得に励み、さらには、講師の立場は日頃なかなか経験できるものでないので、今後機会があれば積極的に引き受けて、自分のスキルアップに繋げていきたいです。

「メリハリをつける」

会計事務所の業務というと、年末からの半年ほどは、年末調整、確定申告、法人決算などが重なり繁忙期です。
 一方その時期を外せば、通常の月次処理や、決算月の異なる法人の申告作業が主たる業務となり、締切に追われるようなケースは少ないように感じます。

 よってこの時期は、新規業務の受注、自己研鑽、あるいは繁忙期に溜まった疲れをリフレッシュするなど、自分の時間を作りやすい時期になります。
 私は、溜まった疲れを取って気分を一新してこれからの業務に取り組めるよう、数日間有給休暇を頂き、以前から気になっていた和歌山県の白浜を訪ねたり、趣味の時間に充てたりすることができました。

 しかし、このように自分の時間を作りやすい環境で働くことは当たり前のことではないと最近よく思います。
 先日食事をした友人からも、前回いつ有給休暇を取得したかも思い出せない程に働き詰めで自分の時間が作りづらい、といった話を聞きました。
 その会社ではスタッフの不満も多く、離職率も高いようでした。

 どの業種であれ、どの会社であれ繁忙期はもちろんあると思います。
 ただ、最近になってワークライフバランスがより注目されているように、やはりどこかで自分の時間が使えるようなバランスは大切で、それが結果として我々スタッフの満足度の向上、更にはお客様へのサービスの向上に繋がっていくように感じます。
 自分の恵まれた環境に感謝しつつ、メリハリをつけた業務を今後も心掛けていきたいと思います。

「特殊税務への精通」

昨夏から、上場企業の子会社様で、国際的に事業を展開されているお客様の経理代行・税務申告の業務を担当させていただいております。
 具体的には、月に数回程度オフィスにお伺いをして、その場で各種請求書や給与資料などを拝見しながら会計データを入力して毎月末段階で損益数値を報告し、年度末に税務申告書を作成する、といったような流れです。

 担当となってから1年が経過したことにより、年間の業務スケジュールを一通り経験することが出来ましたので、より鮮明に業務の全体像を把握できるようになったと実感しております。
 これからは業務の効率性および正確性を今まで以上に意識していき、お客様の更なる発展に貢献していきたいと思います。

 また、会計入力とは言っても単純な入力作業だけではなく、国際税務やグループ法人税制など、通常の業務では頻繁には出くわすことのない特殊論点を検討しながらの業務となります。
 検討すべき論点が多いことにより、その都度自分の成長を実感できるとともに業務の幅も広がるため、とてもやりがいのある業務であると感じています。

 税理士の中でも自分の得意とする分野とそうでない分野は少なからずあり、国際税務や資産税務といった特殊税務は特に得意・不得意が大きく分かれる分野であるように思います。
 一般税務に精通しているのはもちろんのことですが、こういった特殊税務にも精通している税理士になれるよう、より一層の知識習得に励んでいきたいです。

「士業同士の繋がり」

先日、司法書士である友人と、お互い税理士•司法書士の友人を誘い合い、士業同士の交流を深めるための食事会を開催しました。

これまで、他の税理士の方との交流は少なからずあったものの、他士業として活躍されている方との交流はほとんどありませんでした。
集まったメンバー全員が同年代ということもあり話も盛り上がりましたし、それぞれが税金や登記に関するちょっとした疑問を解決することができたりと、とても有意義な時間となりました。

また、そこで改めて実感したのは、司法書士の方もそれぞれ得意分野とそうでない分野があるということです。
今回は3人の司法書士の方と交流することができましたが、それぞれ、遺産相続関係の業務をメインに行われている方や、会社設立、企業再編を行われている方など、当然ながらそれぞれの事務所で力を入れておられる分野に違いがありました。

業務を行う中で、法務や労務の面で弁護士や司法書士、社労士などの他士業の方にアドバイスをいただくことや、業務の依頼をさせていただく場面が少なからずあります。
お客さまのそれぞれのニーズに合わせて、業務等を依頼するべき士業の方も異なってくると思いますので、これからも多くの他士業の方と交流を深めていき、お互いのことをより深く知っていければと思います。
また、私自身も税理士として、他士業の方から相談事や業務の案件をいただけるよう、税務に関する専門性などを更に高めていきたいです。

「税理士登録」

私事ではございますが、先日無事に税理士登録が完了いたしました。
 これからが本当のスタートではありますが、ここまでこれたのも多くの方々の御協力があってのことでありますので、まずはご報告とお礼をさせていただきたいと思います、ありがとうございました。
 
 振り返ってみると、約4年前にアルバイトスタッフとして入社をした際には、まだ試験科目を3科目残した状態でした。
 その年に2科目合格を果たし、残り1科目となったことで試験勉強も目処が立ち、1年間のアルバイト期間を経て社員スタッフに登用していただきました。
 そして昨年、無事に全科目合格を果たすことができました。
 試験前には業務時間の調整がある程度可能なことや、試験休暇の取得が可能であったりと、法人内で協力していただけたことがとても大きかったと思います。

 私の税理士登録が完了したことで、石田会計の社員スタッフ全員が公認会計士・税理士・社会保険労務士いずれかの有資格者となりました。(2つ以上有している者もいます。)
 有資格者だけで運営されている会計事務所というのは極めて珍しいと思いますし、私自身その一員になれたことを誇りに思います。

 年齢こそ当法人内で最年少ではありますが、最年少だからといって甘えるのではなく、税理士の有資格者として、より緊張感と自覚を持って業務に取り組み、若さとフットワークの軽さを売りにして、お客様から多方面で頼られるような税理士を目指していきたいです。

「多くの交流を持つ」 

地元の親友が今月結婚式を挙げることとなり、披露宴後に行われる二次会の幹事を友人2人とともに任せてもらうこととなりました。
 そこで余興の一部として、新郎新婦と親交が深い方々に直接会って動画でお祝いメッセージをもらい、余興中にスクリーンに映し出すということを計画しています。

 せっかくの機会なので2人に少しでも感動してもらえればと思い、新郎新婦のご家族から始まり、学生時代の友人・アルバイト仲間、職場の同僚の方など、考えつく限りの方々にLINEやFacebookなどを通してお声を掛けたこともあり、かなりの数のメッセージが集まりました。

 その際、新郎の地元の友人は以前から交流があったものの、その他の方々とは基本的に初対面でしたが、とても打ち解けやすい方ばかりで動画撮影の後も予想以上に話が盛り上がり、貴重な交流となりました。
 また、初対面の方々と話をする中で、お互いどんな仕事をしているかといった話題になることも多々ありました。
 そんな会話の中で、ご家族が会社を経営していたり、自ら美容室やカフェを開いている方など、この業界と関わり深い方が予想以上に多く、「今度相談するよ」との言葉を頂けたことは嬉しく思います。

 私自身も今月下旬には税理士登録が完了見込みであります。
 仕事・プライベートの場を問わず、このような初対面の方と交流する中で自分を知ってもらい、そこからご縁があって仕事の案件をいただければ、自分自身の更なる成長に繋がると思いますので、積極的に多くの方と交流を深めていきたいです。

「家族旅行」

先日、週末を利用して伊勢・鳥羽へ一泊二日で家族旅行に出掛けてきました。
両親・姉・甥っ子と私の5人で出掛けたのですが、普段は一人暮らしをしているため家族とゆっくり過ごす時間は久々であり、美味しいご飯を食べたり温泉に入ったりと家族団欒の時間を楽しむことができました。

 私が幼い頃から家族旅行として年に数回は出掛けており、実家を出た今でも予定が合えば喜んで一緒に参加しています。
 昔からの恒例行事ということもあり、私の中では家族で旅行などに出掛けることは至って普通のことですが、友人などと話をする中で「家族旅行に行ってきた」と言うと、友人達曰く家族で出掛けることは滅多に無いようで、驚かれることがよくあります。
 普段はあまり意識していませんでしたが、確かにそうやって言われると木野家はかなり仲の良い家族なのかもしれません。

 また、家族には学生時代は度々迷惑をかけましたが、私がやりたいと思ったことを家族が全力でバックアップしてくれたからこそ今の自分があると思いますし、本当に感謝してもし尽くせません。

 実家暮らしの頃は当たり前すぎて気付きませんでしたが、一人暮らしをしている今となっては、家族と過ごす時間は本当に幸せであり、かけがえのない時間だと思います。
 これからも変わらず定期的に旅行などに出掛けていきたいと思いますし、私自身も家族を食事や旅行に連れていくなどして日頃から親孝行をし、より一層家族を大切にしていきたいと改めて感じました。

「ふるさと納税」 

減税対象となる寄付金控除額の倍増やワンストップサービス(確定申告不要制度)の導入で話題となった、「ふるさと納税」の平成27年中の寄付金額の自治体別ランキングが速報ベースで発表され、寄付金額上位の自治体について以下のような結果となりました。

 1位 宮崎県都城市 35億2,718万円
 2位 静岡県焼津市 34億9,279万円
 3位 長崎県平戸市 26億7,716万円

 平成26年の年間ランキングのトップが長崎県平戸市の12億7,884万円であったので、トップの数字は昨年から3倍近くも増加しており、これらの数字を見比べてもふるさと納税が昨年以降いかに注目されてきたかが見て取れます。

 やはり、ふるさと納税を行う側にとっての最大の魅力は、寄付に対してお礼品が貰えるという点にあるようで、ランキング上位を見ても、お肉や地酒などの特産物をお礼品として設けている自治体が名を連ねています。
 
 このように、ふるさと納税が注目されることで、寄付をした側にとっては寄付金の税額控除の適用ができるメリットが、また、ふるさと納税に力を入れている自治体にとっては、寄付が集まるとともに自治体のPRになり地域活性化に繋がる可能性があるという点で、双方にメリットがある制度ではないかと思います。

 ふるさと納税に興味を持ちつつも、実際にはまだ行えていないという方もいらっしゃるかと思います。最近では関連書籍やインターネットのサイトもとても充実しており、各自の控除額の上限も簡単に計算することができます。
 ご興味のある方は一度取り組んでみてはいかがでしょうか。

「本業のみならず」

先日、あるお客様の不動産売買に関して、金額・タイムスケジュール等の詳細を決定するための仲介業者との打ち合わせに同席をさせていただく機会がありました。
お客様にとって不動産売買は頻繁にあるものではないため、売買に関して税務上のリスク等は無いかの判断のため同席していただけないか、といった経緯で実現したものです。

 お客様や仲介業者から売買の概要を伺う中で、税務面でいくつか気になる点があったため意見を述べさせていただきました。
 その点については改めて検討をしていただけるとのことだったので、微力ではありますが同席をさせていただいた意義はあったのではないかと思います。

 ただ、その際に、契約書などの書類についても拝見をさせていただき、基本的な項目が記載されているかといった点の確認はある程度可能でしたが、契約書自体が法的要件を具備しているか等といった法務に関する深いところまでの判断は正直なところ難しく、その辺りに自分の力不足を痛感しました。

 お客様から相談を受けたりお話を伺う中で、我々の本業である税務・会計はもちろんのこと、例えば法務や労務、ITといった分野についてもお客様の迷惑にならないような最低限の知識などが必要であると思います。
 石田会計では、多くの専門家の方とのネットワークがありますので、そのネットワークを活用しつつ、その一方で自分自身でもお客様からの多種多様なご相談に対応できるように様々な分野に意識を向け、日々の業務にあたっていきたいと思います。

「若さを武器に」

 先日、税理士講座を受講していた専門学校の合格祝賀会に参加してきました。
 長い間お世話になった講師の方々に今までの感謝の気持ちを伝えることができ、改めて「合格したんだ」と実感するとともに、これからより一層気を引き締める必要があるということを再確認しました。

 また、立食形式の祝賀会であったので、今まで面識のなかった他の合格者の方々とも多く交流することができました。
 税理士試験の特徴でもあるのですが、参加されている合格者の方の年齢は、二十歳の方から自分の親と同世代の方までと幅広く、様々な年代の方と交流を持つことができ、非常に貴重な時間となりました。

 その中で感じたのが、合格者の方はそれぞれの年代で幅広くはいるものの、やはり若い世代の方が少ないということです。
 国税庁が出しているここ数年間の分布表を見ても、35歳以上の方が合格者の過半数を占めている状況となっていますし、祝賀会の際に税理士事務所を経営されている方々と話していた際にも、「若い世代の求人が思うようにいかない」と仰っていました。

 ただ、その一方で、某会計ソフト会社の方と話した際には、「最近では若さを売りにして20代で独立する方も結構いる」と仰っており、若い年代が減っているからこそ、その点を武器にすることができる、とも感じました。
 若さを武器にできるのも今のうちだけであると思いますが、まずは20代のフットワークの軽い税理士になるため日々の業務に全力で取り組み、その過程で他の強みも見出せるようにしていきたいと思います。