「特殊税務への精通」

昨夏から、上場企業の子会社様で、国際的に事業を展開されているお客様の経理代行・税務申告の業務を担当させていただいております。
 具体的には、月に数回程度オフィスにお伺いをして、その場で各種請求書や給与資料などを拝見しながら会計データを入力して毎月末段階で損益数値を報告し、年度末に税務申告書を作成する、といったような流れです。

 担当となってから1年が経過したことにより、年間の業務スケジュールを一通り経験することが出来ましたので、より鮮明に業務の全体像を把握できるようになったと実感しております。
 これからは業務の効率性および正確性を今まで以上に意識していき、お客様の更なる発展に貢献していきたいと思います。

 また、会計入力とは言っても単純な入力作業だけではなく、国際税務やグループ法人税制など、通常の業務では頻繁には出くわすことのない特殊論点を検討しながらの業務となります。
 検討すべき論点が多いことにより、その都度自分の成長を実感できるとともに業務の幅も広がるため、とてもやりがいのある業務であると感じています。

 税理士の中でも自分の得意とする分野とそうでない分野は少なからずあり、国際税務や資産税務といった特殊税務は特に得意・不得意が大きく分かれる分野であるように思います。
 一般税務に精通しているのはもちろんのことですが、こういった特殊税務にも精通している税理士になれるよう、より一層の知識習得に励んでいきたいです。