「第4回 石田会計OB会」

先日、石田会計の第4回OB会を開催しました。
 忙しい中にも関わらず、今回もたくさんのOBの方々に参加していただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。

 時が経つのは早いもので、私が石田会計に入所してから3度目のOB会であり、入所してもう丸3年が経過したんだな、と改めて実感しました。
 石田会計に入所以来、OB会が毎年の恒例行事となっているため、知らないうちに私の中では自然なイベントとなっていましたが、改めて考えてみると定期的にOB会といったイベントを開催している職場はそう多くはないのではないかと思います。
 退職後にも、代表をはじめとする石田会計のそれぞれのメンバーと盛り上がることができる職場で働くことができ、自分自身の職場環境の良さを再認識しました。 

 OB会の存在は、石田会計の現役スタッフである私の立場からすると、OBの方々と直接繋がりを持つことが出来るとても貴重な場ですし、私自身も歴代のOBの方々が築いてきた石田会計の歴史に恥じぬようなスタッフになりたいと改めて実感するため、一段と気が引き締まる場でもあります。
 また、現役スタッフ同士でも、家庭があるスタッフとは普段はあまり食事等に行けないため、OB会を通じて普段以上に交流することができ、法人内の雰囲気の向上にも繋がっています。

 来年もこの時期に第5回OB会を開催する予定であります。
 もちろん自分自身が楽しむだけではなく、参加していただけるOBの方々に「来て良かった」と思っていただけるような有益なイベントにしていきたいと思いますので、是非次回もご参加いただければと思います。
 今回ご参加いただいたOBの皆さん、本当にありがとうございました!
 

「税務調査の話」

ここ1~2ヶ月で、法人税等の税務調査と相続税の税務調査の立会いをする機会があった。
税務調査を経験したことがない経営者の方にとっては、自身は何をしたら良いか想像が付かないのではないだろうか。

法人の税務調査を前提に話を進めると、税務署内で調査先と選定されると、税務代理権限証書を提出している場合には(通常は提出しているのだが)まず顧問税理士に連絡が入り、顧問税理士が社長などに連絡し日程調整をする。
調査対象の税目は、通常は直近3期間の法人税、消費税、源泉所得税となる。
それほど大きくない会社であれば、調査官が2名で2日ほどの調査となるだろうか。

通常は、初日に社長に対するヒアリングが行われ、
得意先のことや締め日、回収方法など売上・売掛金に関すること、
仕入先のことや締め日、支払方法など仕入・買掛金に関すること、
あとは在庫にどんなものがあるかなどが主に聞かれる内容だと思う。
初日の午後以降は、基本的に調査官は総勘定元帳や請求書などの証憑をチェックする時間になるケースが多い。

立ち会う税理士は何をするかというと、調査官から質問があればそれに答えるということが主な仕事になるので、体を動かすことは少ない。
ただ、質問などが何もない時でも、調査官が今どの資料を見て手が止まったかなどを観察して、質問されそうなことを予想して根拠や回答を考えたり、調査官の人柄や時と場合によって押すのが良いのか引くのが良いのかを考えたりと、頭の中では様々なことを考え結構疲れる作業をしている。
精神的疲労は普段の業務よりあるので、税理士の側からも税務調査がないに越したことはないのだが・・・税務調査が来るということになれば、誠意を持って対応をさせていただきます。

「グリーンのあるオフィス」

 先日、岐阜県可児市にある花フェスタ記念公園(バラ園)に行ってきました。
 バラは春に咲くイメージが強いと思いますが、春にしか咲かない「一季咲き」のものと、春から霜がおりるころまで繰り返し咲く「四季咲き」のものがあります。
 秋のバラを見に行くのは初めてで、春に比べてボリュームは劣りましたが、秋のバラは色鮮やかで香り豊かということで、春に咲いていたバラの色を思い出しながら、一つ一つをじっくりと見て楽しむことができました。

 園内にはバラだけでなく、一年を通して多種多様な植物を展示している大温室やターシャの庭、栗きんとんなど季節の和菓子をいただける茶室もあります。
 私は中でも「ターシャの庭」が好きです。ターシャはアメリカの絵本作家でガーデナーでもありますが、50代半ばからは自給自足の生活を続けながら、広大な庭で四季折々の花を育てました。そんなターシャの庭を再現したものです。新緑の緑もいいですが、秋のゴールドに見える色合いもまた良かったです。

 私自身も植物は好きで色々育てていますが、社内にもたくさんの観葉植物があります。ふと気付くと、私が入社したころよりも鉢の数が増え、成長して大きくなっています。代表の石田が挿し木で増やしたり、社員が水差しで増やしています。
 植物の成長を感じながら自分の成長を照らし合わせたり、仕事の合間に目をやると気分も癒されたりします。

 今までの職場と比較しても社内は植物や絵画、季節の飾りが多いと感じますが、社内で働く社員にとっても、ご来社頂くお客様にとっても居心地の良い空間でありたいと思いました。

「人事アセスメント」

 近年、投資・育成価値の高い人材を見極めるニーズに対応した人事コンサルが人気との事で、セミナーに参加しました。
 一般的にリーダーに求められる要件としては・・・
問題解決能力、部下指導力、PDCAを会社方針で回す管理・実行能力などが挙げられます。
 リーマンショック後は前述に加え、課題設定、革新性、社会規範の遵守、継続成長できる組織力作りなど、3年~5年で実行できる能力などが求められるようになり、特に「変化に強い」人材を求める傾向強まった事が以前との大きな違いのようです。
 
 「変化に強い」とは定義がなかなか難しいですが、考えられる要素として若さ、柔軟性の資質が挙げられます。
 そのため30歳前後の管理者候補を見定めるアセスメント(調査)需要や、M&Aなど組織再編の際、複数社の管理者から統合後のビジョンに適した資質もった人のアセスメント、昇格試験の一部への活用などニーズが増えているようです。
 
 内容としては、グループ討議、インバスケットゲーム(緊急事態におけるマネジメント力をはかる)、360度評価(自分評価と周囲評価のギャップ分析)、高圧的な部下への対応・反応観察など多面的に評価できる構成となっておりメンタル面の評価もできるものでした。

 実績、行動など過去・現在は目に見え評価できますが、目には見えにくい資質、信念など未来へ影響し、かつ人格を支えているものをアセスメントし、適正を見るというのは難しいですが大切です。
 企業から依頼を受ける側も人事考課に影響するので、その人の人生が変わるかも、との緊張感を持ち対応してるとの事で、自己啓発やいわゆる”気付き”を目的としたセミナーとは全然違うものでした。
 社員のことはもちろん外部より会社が理解しているとは思いますが、客観的な刺激として外部サービスを活用することは大変価値のあることだと感じました。

「食事会でのハプニング!」

先日、仕事の関係で親しくしているメンバー10人程で食事会を行いました。
美味しい食事をいただきながら談笑していると、店員さんが飲み物を持って来た次の瞬間、バランスを崩して、トレーの上にのっている飲み物2杯が、友人の肩の辺りからかかりました。
もちろんスーツはびしょ濡れの状態で、袖口からポタポタ垂れています。

それに対するお店側の対応が、納得できませんでした。
「すみませんでした。」と言っておしぼりを持ってきてはくれましたが、その後は普通にコース料理を運んでくるだけです。
ずいぶん経ってから、男性の店員さんが来てお店の名刺を渡し、「クリーニングの領収書を送ってくだされば、料金を支払わせていただきます。」との対応でした。
その場の雰囲気への配慮もあり、お店側に対してクレームは一切言いませんでしたが、その対応の不味さに場がしらけてしまいました。

この実体験を受けて、その後は楽しい食事会から一転、各々の対場から意見交換となりました。
メンバーの中にいた一人は弁護士的立場から、損害賠償額の妥当性は実費相当で間違いないが、振込先を教えることは個人情報ですし、そもそもこの場で解決出来ないことが更なる問題を生むきっかけになるとの意見。社会保険労務士的立場からは、従業員教育が行き届いていないことの問題点を指摘していました。
いずれにしても、緊急事態であることは間違いありませんので、その場の迅速な対応が何より大切だと感じました。失敗は誰にでもあることですので、そこは仕方がないとして、その後の対応でお店の印象を悪くしてしまうことは、料理が美味しいお店だけに大変勿体無いことだと思います。

友人は、「せっかくこんな思いをしたから、今回の出来事を仕事でも何でもいいので皆さんの話題に使ってください。」と笑っていましたが、大変なハプニングを目の当たりにし、違った意味で忘れられない食事会となりました。