「ご挨拶」

 この度、子供を授かりまして、8月からお休みを頂くことになりました。

 入社当時から担当させて頂いたお客様とは5年ほどのお付き合いになりますが、年数を重ねるごとにお客様が思っていることを想像できるようになり、徐々に信頼関係も深まっていったように感じます。

 様々なお客様と出会い、お話をするなかで、考えさせられることや気付かされることも多く、私もそれに応えようと取り組むことで、会社の成長とともに自分自身も成長できたことを嬉しく思います。

 また、代表の石田をはじめ、石田会計のスタッフにも良い刺激を受けました。
 特に石田の前提を覆すような発想力にはいつも驚かされ、良い勉強になり、貴重な財産となっています。

 石田会計の仕事とプライベートを両立できる職場環境にも大変感謝しています。
 税理士資格取得のための受験勉強や、大手税理士法人での激務も充実した毎日でしたが、その分、プライベートにさける時間は減っていたと思います。
 やりがいのある仕事をしながら、プライベートでも心の余裕ができ、結婚・妊娠とさらに充実した日々を送ることができました。

 今後は子育てをしながら、もっと幅広く、新しい視点で提案やお話しができるよう、自己研鑽に努めたいと思います。
 担当させて頂いたお客様、石田会計の皆様、本当にありがとうございました。
 また皆様とお会いできる日を楽しみにしております。

「付知峡」

 ゴールデンウィークに中津川の付知峡に行ってきました。
 私が住んでいる同じ岐阜県内でも付知峡までは片道2時間ほど掛かりましたが、この時期は新緑がとてもきれいで、道中の山々を眺めているだけでもとても気持ちよくて楽しめました。

 ひとまず昼食候補のお店にたどり着きましたが、ロケーションも良さそうだったので、予定通りそのお店でご飯を食べることにしました。
 お店への専用の吊り橋を渡ると、ネットに投稿されていた写真以上の景色が広がっていて感動しました。
 川の水の色は透き通ったエメラルドグリーンで、小さな滝もあり、絶景でした。

 川床ではお店自慢の岩魚中心の料理を頂きましたが、塩焼きはもちろん、刺身がとてもおいしかったです。
 少しずつ盛り付けられている山菜も一つずつ丁寧に味付けされていて、その土地ならではの味を堪能することができました。
 爽やかな風と水の流れる音がとても心地よく感じられ、エメラルドグリーンの川もすぐ近くに見ることができ、とても癒されました。

 それだけで満足でしたが、せっかくなので近くの不動滝にも立ち寄りました。
 より一層、透き通った淡い水色の滝に虹もかかっていて、また違う美しさがありました。
 ほどよく体を動かしながら、いくつかの吊り橋を渡って、楽しく散策することができました。紅葉の時期にも訪れてみたいなと思える場所でした。

 これから夏にかけて、川床で涼しく、癒しの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

「役員報酬の定期同額給与改正」

 平成29年度税制改正法が3月27日に参議院本会議で可決され、成立しました。
 改正項目の一つとして、役員報酬の定期同額給与についても見直しが行われました。

 役員報酬は毎月同額でなければ経費として認められず、金額の改定は基本的に事業年度開始から一定期間内に行う必要があります。
 役員報酬を増減させることによって、法人の所得を操作することを防ぐためです。

 今回の税制改正では、「毎月同額」の対象範囲が若干拡大されました。
 今までは給与の「額面」が同額でなければ経費になりませんでしたが、改正後は「手取額」が同額の場合でも、定期同額給与として経費計上が認められます。
 「手取額」というのは、額面から源泉所得税や住民税、社会保険料等を控除した後の金額です。
 例えば、6月から住民税が増加して手取額が減るような場合でも、その分額面を増やして手取額が今までと同じ金額になるように役員報酬を設定することができます。
 このような変更であれば、期中いつでも行うことが可能です。

 国内で手取額からグロスアップして給与計算をしているのは、外国人労働者が多いと思いますが、前年所得をベースに翌年課税される住民税が大幅に増加した場合、手取額を保証してもらいたい場合は、この新しい制度を利用しても良いと思います。

「新しい趣味」

 昨年から年に数回ですが、ボードに行くようになりました。

 私は岐阜県出身なので、当然子供の頃からスキーやボードをしていると思われがちですが、両親が滑らないこと、学校行事では何度かスケートをしたことはありましたが、それほどの縁もなく、初めてボードに行ったのは大学生の頃でした。

 そのときはなかなか思うように滑れず、転んで痛い思いをするばかりで、一度でやめてしまいました。
 昔からスポーツはわりと好きでしたが、滑るスポーツは感覚がつかめず、苦手意識があったのだと思います。

 ただ、最初滑れないうちは楽しくないけど、少し滑れるようになると楽しくなるという話しは良く聞いていたので、最近またボードに行く機会があって、再チャレンジしてみることにしました。

 1回目、雪のコンディションが悪いこともありましたが、案の定、転んでばかりで全く滑れませんでした。
 これでやめたらまた以前と同じだと思っていたので、もう一度は行ってみようと決めていました。

 2回目、雪のコンディションが良かったこともあり、少し滑れるようになって、転ぶ回数も減りました。
 やっと木の葉滑りができるようになった程度でしたが、それでも満足で楽しいと思えることができました。

 まだスムーズには滑れませんが、これからも安全には配慮したうえで、ほどほどに楽しみ、少しずつ上達していきたいと思っています。
 年を重ねると、新しいことを始めることが億劫になったり、保守的になったり、機会も減るように感じますが、これからも色々なことに興味をもって新しいことに積極的に取り組んでいきたいと思います。

「新年の抱負」

 石田会計に入社してからあっという間に月日が経ち、担当させて頂いているお客様とも付き合いが長くなってきました。

 今年は税務以外の情報収集にも力を注いで、お客様ともっと様々な視点からお話しができればと思います。
 会社や個人の税金に関するお話のほか、趣味などの雑談も交えて、もっとお客様のことを知りたいと思います。
 信頼して何でも相談してもらえる関係を築き、相談して本当に良かったと思ってもらえるようなアドバイスができるよう努めます。

 プライベートでは、「居心地の良い住空間作り」を目指したいと思います。
 収納スペースを工夫しようと、部屋写真投稿サイトなどで活用例を見ているうちに、DIYに興味を持つようになりました。
 今までは既製品を買うことにしか目を向けていませんでしたが、収納棚を設置したり、壁紙で部屋の印象を変えたり、ワイヤークラフトでバスケットや飾りを作ってみたいと思います。

「テーマパークに行って感じたこと」

 先日、知人から割引券をもらったこともあって、久しぶりにナガシマスパーランドに行きました。園内はハロウィンの装飾が至る所で見られ、仮装して楽しんでいる人も多くいました。また、夕方からはゾンビが出現したりとアトラクション以外にも楽しめるイベントがたくさん企画されていました。

 USJに似た企画だなと、随分前にテレビで見たUSJがV字回復した戦略を思い出しました。今でも印象に残っているのは、数字に基づいた戦略と困ったら答えは現場にある、という考えです。

 まず、映画の枠を超えて子どもたちが喜ぶキャラクターを集めたファミリーエリアを充実させるという戦略は、客層をよく分析した結果、ファミリー層に極端に弱いという現状が把握できたことがきっかけでした。
 映画というコンセプトにこだわるあまりに、子どもには刺激が強すぎるアトラクションや身長制限があるものが多く、ファミリー層を十分に呼び込めていなかったのです。

 次に、限られた予算でお客さんにもっと喜んでもらえる付加価値がなかなか見付からず、何度も現場に足を運んだことが紹介されていました。
 行き詰ったら現場を歩く、仕事以外でもちゃんと入場料を払って家族でUSJに入り、お客さんの視点で考えることで、今までは前向きにしか走らなかったジェットコースターを後ろ向きに走らせるという発想にいたり、今では人気のアトラクションになっています。

 私も現場主義は大切にしたいと思っています。例えば製造現場を見れば、どのようなモノを製造し、その製品は何を使ってどのような過程を経て完成にいたっているのか、話を聞くよりもっと想像できます。また、資産をどのように会計処理しようか、いくら机上で考えて分からなくても、実際にモノを見ればすぐに判断できることもあります。これからも意識して取り組みたいと思いました。

「異文化に触れる」

 先月、スペインに一週間ほど行ってきました。
 ここ数年、日本でもスペインバルのお店が増えてきた印象があり、パエリアやアヒージョなどのスペイン料理はわりと馴染みがありましたが、スペインでは一日5回食事をとるようで、日本の食生活と大きく異なっていました。
 日の出、日の入りが日本より2-3時間遅いことが影響しているようですが、7-8時頃に朝食、10-11時頃に間食、14-15時頃に昼食、18-19時頃に間食、21-22時頃から夕食というイメージで、飲食店がオープンする時間も日本より遅く、なかなかリズムがつかめませんでした。
 夕食の時間が遅いので、朝食は軽く済ませて、間食にバケットやサンドイッチを食べたり、昼食がメインになるようで、仕事はどうしているのだろうと思いましたが、自分や家族など仕事以外の時間を大切にするという文化の表れで、仕事に対する価値観が違うのかなと思いました。

 また、旅行中に駅構内で働いている人に道を尋ねたとき「案内係りではないので、インフォメーションで聞いてほしい」と何度か案内所を教えてもらう場面がありました。
 日本人は丁寧な人が多いですが、スペイン人は自分の仕事に対して担当業務や職務範囲を明確にもっていて、はっきりと自分の意見を主張するという印象も受けました。

 日本では現実的でないこともありますが、日本の常識の範囲を超えた外国の文化や価値観に触れることも新鮮でおもしろいなと思いました。

「モノや情報が溢れている時代」

 最近はネットで買い物をすることが当たり前になってきました。
 ネットでの買い物はやはり種類が豊富というのが一番の魅力で、近くにないお店の商品も買うことができます。

 今回は以前から気になっていたイーベイ(eBay)というサイトで買い物をしてみました。イーベイはアメリカで誕生した世界最大のネットオークションサイトです。
 日本ではヤフーオークションがよく知られていると思いますが、イーベイは同じようなネットオークションサイトでも出品数が圧倒的に多く、世界中のありとあらゆるモノが売買されています。

 イーベイでの取引は基本的に全て英語なので、英語に馴染みがない私にとっては少々不安でしたが、アカウントの作成方法やペイパルという決裁方法の登録などは、ネット検索するとその手順を紹介しているサイトはたくさんあって、時間はかかりましたが無事利用できる状態になりました。

 また最近では無料の翻訳ソフトもあるため、買い手として簡単な内容の問合せをする程度であれば、正確でなくても聞きたいことがそれなりに伝わってそれに対しての回答を得ることができ、ネット検索やツールを活用してある程度のことはできてしまう便利な時代だと思いました。
 今回はオークション形式ではなく固定価格で購入しましたが、少額だったので関税や消費税もかからず、安くて満足できるものを買うことができました。

 最近では本当にたくさんのモノや情報があふれていて、誰でも容易に情報を集めたり利用することができるようになってきました。
 税務会計についてもキーワード検索すれば、何かしらの情報が得られると思います。
 もちろん税務会計はもっと奥が深いものだとは思いますが、お客さんの人柄や思考、個別事情などを考慮した他では簡単に得られない情報提供や提案をしなければと思いました。

「下呂温泉」

 先日、下呂温泉に行ってきました。
 おいしいものを食べて温泉でのんびりするのは好きですが、近いところこそあまり行かないもので、岐阜県出身ですがまだ訪れたことがありませんでした。
 下呂温泉は、有馬温泉、草津温泉と並ぶ日本三名泉の一つで、知人からも「下呂温泉いいよ」と何度も聞いていたため、気になって行ってみようと思いました。

 下呂温泉には「湯めぐり手形」というものがあって、これを利用すると湯めぐり手形に加盟している30軒あまりの旅館やホテルから好きなお風呂3ヶ所に入ることができます。
 宿泊先以外の気になっているお風呂も体験することができて有効期限も半年あるため、また訪れたいと楽しみが増えます。
 またお風呂だけでなくいたる所に足湯があり、散策中に少し体が冷えてきても足湯に入ってしばらくすると全身がぽかぽかと暖かくなってきます。

 下呂温泉では、夏だけでなくこの時期も毎週土曜に花火が打ち上げられます。
 1月は新春や成人式を祝う花火、2月は節分やバレンタイン、合格祈願、3月は桃の節句やホワイトデーなどその時期に合わせたテーマが毎回設定されているようです。
 残念ながら今回は土曜に予定を合わせられなかったため見ることができませんでしたが、空気が澄んだ冬の花火は夏とはまた違った魅力ありますので、次回は是非花火も楽しみたいと思いました。

 年一回の大きなイベントもインパクトがありますが、一度見れば充分と思ってしまうこともあると思います。
 規模は小さくても何かしら楽しいイベントを用意して観光客を飽きさせず、また来てもらいたいという工夫をたくさん感じることができ、リピーターが増えるといいなと思いました。

「新年の抱負」

 今年は、お客様と将来を見据えたお話がたくさんできれば良いなと思っています。
 普段は決算予測や対策、経理処理など法人税に関するお話が多いような気がします。
 決算対策については、それが他の税目や将来にどのような影響を及ぼす可能性があるのかなどを考えますが、もっと事業承継や相続の視点から、今どのような対策を立て、どうしておくべきかを日頃から考えて提案できるようにしたいと思います。
 そのためにもまず、お客様から将来への思いをお伺いして、整理していきたいと思います。
 
 また、色々なことに力を注ぐためには体力が必要だと思います。
 質の良い睡眠を心掛けたり、食事のとり方に気を配ったり、時にはおいしいものを食べに行く、手の込んだものを作ってみる、少しの時間でも実践できるストレッチや季節の風景を眺めながら散歩をするなど、心身ともに無理せず、楽しめるような体力作りを目指したいと思います。