「英語多読」

 石田会計には時々、外国人のお客様がいらっしゃいます。
 所長の石田の他、英語の堪能なスタッフが対応しておりますので、日本語があまり得意でない外国人の方でも安心してご相談していただくことができます。

 私は自慢ではありませんが、英語は全くといっていいほどできません。
 万が一外国人の方からの電話を取ってしまったら、取次ぎだけですが日本語で押し通すしかないと思っているほどです(幸い、今のところそのような電話は取っていません)。
 今までの人生で何度か英語を習得しようと思い立ったことはあったのですが、毎回三日坊主で終わりました。
 中には買っただけで1ページも開かぬまま、家のどこかで眠っている教材もあります。
 マンツーマンの英会話の回数券を買ったこともありますが、ほとんど行かずじまいでした。
 おそらく必要に迫られないから無理なのであり、逆にもし必要に迫られたらやる気が出るはず、というのが自分への言い訳です。

 そんな私ですが、最近たまたま図書館で「英語多読」のコーナーを目にしました。
 多読とは、「自分の好みの多くの本を飛ばし読みで楽しんで読むこと」。
 そして「多読三原則」には、①辞書は使わない、②分からないところは飛ばす、③つまらなくなったらやめる、と書いてありました。
 何だか興味がわいてきました。
 特に、「つまらなくなったらやめる」というのが魅力的です。
 そのコーナーには、英語の薄い絵本がレベル順に何十冊も並んでいましたので、試しに適当な1冊を選んで読んでみました。
 5分もかからずに読むことができ、子供用ですが案外楽しめました。
 「英語を勉強するぞ」と気負わずに、軽く読み始めてみようかなと思えることが、多読の利点であるように感じました。 

 これならもしかしたら続けられるかもしれません。
 亀の歩みになるとは思いますが、英語という自分にとって未知の領域へ、楽しみながら世界を広げていけたらいいな、と思いました。

「事前の準備」

5~6月は仕事とプライベートも若干忙しく、個人的には緊張感のある時期になる。
3月決算会社が多いのと、公認会計士監査を行っているためでもあるが・・・仕事に加え、5~6月はバドミントンの試合があることも大きい。
バドミントンの社会人チームに所属しており、愛知県社会人大会に参加している。
バドミントン国別対抗戦と同様、チーム対抗で5試合を行い3勝したチームが勝者となるものである。

試合に出るだけなら日曜日が丸2日ほど潰れるだけなのだが、相手には20代前半の若者も多く、30代後半の私には対等に勝負するだけでも大変になってきた。
瞬発力・動体視力・筋力・持久力などが低下するので、定期的な練習や筋力トレーニング、ランニングなどをしないと、20代前半の相手と対等に試合ができないからだ。
一応は5試合のうちの1勝を期待されていることと、今年から試合時の監督も頼まれ、監督兼選手として若者の前でいい加減なプレーはできないというプレッシャーもかかる。

1~2年前だと思うが、「情熱大陸」という番組で広島カープの黒田投手が、試合に出るための準備や身体的能力の維持などが大変で、選手を辞めたいと何回も言っていた。
レベルは全く違うが気持ちはよくわかるなあと。裏を返せば、試合までの準備がしっかりできなくなれば、引退すべきだという思いがひしひしと伝わってきて、さすがプロだと思った。

我々の仕事にも同じことが言えると思う。
準備をしなくても良い場合もあると思うが、大抵の場合は準備を疎かにすると、無駄に時間がかかったり、帰社後に何回もやり取りをする必要が生じたり、最終的にはお客様に迷惑をかけることにつながるだろう。
お客様の満足度や、仕事の効率化に繋がることなので、これからも引き続き準備をして仕事に臨みたいと思う。

「パラレルキャリア」

「パラレルキャリア」とは会社勤めなどの本業を持ち、それ以外の社会活動に取り組み自己成長していく新しい生き方のことです。
 寿命が延び、会社の定年などに縛られることなく、活躍し続ける1つの方法としてドラッカーが提唱したものです。

 ここでの「キャリア」とはキャリアウーマンの「キャリア」とは違い「役割」の意味で、
仕事や家庭など本業とは別の役割(報酬の有無は無関係)を積極的に持とう!というものです。

 具体的には、プロボノ、副業、NPO活動などが挙げられます。
 
「ボランティア」は能力を問わず時間と単純労力の提供に対し、「プロボノ」とはその人が職業を通じて身につけた「職能」を提供するという違いがあります。確定申告時期の税理士無料相談などをイメージしていただけるといいと思います。
 日本では震災を機にボランティア休暇を設ける企業が話題になりましたが、アメリカではプロボノ活動を強く推奨するところも多いそうです。
 
日本でもパラレルキャリアの価値観が浸透しつつあるとはいえ、まだまだ副業に対する社会的理解は低いのが現状です。
 特に経営者の立場からすると背信的、不誠実とも考えられ、本業に支障が出るのでは・・・との懸念から多くの企業は就業規則で副業は「許可制」になっているケースがほとんどです。
 今年ニュースになった大企業の副業制度導入も日本ではニュースになるほど珍しいのです。

 前述のような積極的理由から副業推奨している企業もありますし、終身雇用が崩壊している現状のリスク対策として各個人が考えるべきという意見もあり、大変興味深い問題です。
 事例が先行し、労働法などの整備が後追いですが、人生設計に大切な価値観だと思うので前向きに捉えていきたいと思います。

「多くの交流を持つ」 

地元の親友が今月結婚式を挙げることとなり、披露宴後に行われる二次会の幹事を友人2人とともに任せてもらうこととなりました。
 そこで余興の一部として、新郎新婦と親交が深い方々に直接会って動画でお祝いメッセージをもらい、余興中にスクリーンに映し出すということを計画しています。

 せっかくの機会なので2人に少しでも感動してもらえればと思い、新郎新婦のご家族から始まり、学生時代の友人・アルバイト仲間、職場の同僚の方など、考えつく限りの方々にLINEやFacebookなどを通してお声を掛けたこともあり、かなりの数のメッセージが集まりました。

 その際、新郎の地元の友人は以前から交流があったものの、その他の方々とは基本的に初対面でしたが、とても打ち解けやすい方ばかりで動画撮影の後も予想以上に話が盛り上がり、貴重な交流となりました。
 また、初対面の方々と話をする中で、お互いどんな仕事をしているかといった話題になることも多々ありました。
 そんな会話の中で、ご家族が会社を経営していたり、自ら美容室やカフェを開いている方など、この業界と関わり深い方が予想以上に多く、「今度相談するよ」との言葉を頂けたことは嬉しく思います。

 私自身も今月下旬には税理士登録が完了見込みであります。
 仕事・プライベートの場を問わず、このような初対面の方と交流する中で自分を知ってもらい、そこからご縁があって仕事の案件をいただければ、自分自身の更なる成長に繋がると思いますので、積極的に多くの方と交流を深めていきたいです。