石田会計には時々、外国人のお客様がいらっしゃいます。
所長の石田の他、英語の堪能なスタッフが対応しておりますので、日本語があまり得意でない外国人の方でも安心してご相談していただくことができます。
私は自慢ではありませんが、英語は全くといっていいほどできません。
万が一外国人の方からの電話を取ってしまったら、取次ぎだけですが日本語で押し通すしかないと思っているほどです(幸い、今のところそのような電話は取っていません)。
今までの人生で何度か英語を習得しようと思い立ったことはあったのですが、毎回三日坊主で終わりました。
中には買っただけで1ページも開かぬまま、家のどこかで眠っている教材もあります。
マンツーマンの英会話の回数券を買ったこともありますが、ほとんど行かずじまいでした。
おそらく必要に迫られないから無理なのであり、逆にもし必要に迫られたらやる気が出るはず、というのが自分への言い訳です。
そんな私ですが、最近たまたま図書館で「英語多読」のコーナーを目にしました。
多読とは、「自分の好みの多くの本を飛ばし読みで楽しんで読むこと」。
そして「多読三原則」には、①辞書は使わない、②分からないところは飛ばす、③つまらなくなったらやめる、と書いてありました。
何だか興味がわいてきました。
特に、「つまらなくなったらやめる」というのが魅力的です。
そのコーナーには、英語の薄い絵本がレベル順に何十冊も並んでいましたので、試しに適当な1冊を選んで読んでみました。
5分もかからずに読むことができ、子供用ですが案外楽しめました。
「英語を勉強するぞ」と気負わずに、軽く読み始めてみようかなと思えることが、多読の利点であるように感じました。
これならもしかしたら続けられるかもしれません。
亀の歩みになるとは思いますが、英語という自分にとって未知の領域へ、楽しみながら世界を広げていけたらいいな、と思いました。