「確定申告を迎えるにあたり」

 年末となり、確定申告の時期が近づいてきました。

 個人の申告は、毎年1月1日から12月31日までの1年間を区切りとして、翌年3月15日までに確定申告することになっています。
 譲渡や贈与をご検討されている方は、利益が出るのかどうかに加えて、この時期は今年中にしておいたほうが良いのか、年が明けてからのほうが良いのかなどの時期の問題もあります。
 いま一度、改めてご検討いただければと思います。

 ところで、個人の所得税の申告はそんなに難しいものではなく、所得の種類にもよりますが、税理士会で開催している無料相談を利用することで、その場で書き方を教えてもらい提出まで済ませることができます。
 またパソコンを使うことができる方でしたら、国税庁のホームページに「確定申告書等作成コーナー」があり、画面の指示に従って金額を入力することで申告書が作成できるようになっています。
 ぜひ一度、チャレンジしてみてください。

 一方で、ご商売をされており事業所得のある方、あるいは不動産や株式を譲渡された方などは、弊社に申告のご依頼をいただくこともあります。
 この時期だけお会いするお客様も多く、覚えていてご連絡いただけることに感謝しています。
 資料をご持参のうえ弊社にお越しいただきお話をさせていただく中で、「今年は他の土地も譲渡したので来年も来ますね。」と仰ってくださる方もいます。本当に嬉しい限りです。

 これから事務所として繁忙期となります。
 通常よりは少し対応が遅れることもあるかもしれませんが、ひとつひとつの仕事を丁寧に行っていきたいと思います。