「新年の抱負」

私事ではありますが、昨年末の税理士試験の結果発表により、無事に最終合格を果たすことができました。
登録手続きが完了していないため、現状は「税理士」と名乗ることはできませんが、これから手続きを進めていく予定ですので、登録完了の際には改めてお客様にもご報告をさせていただきます。
税理士試験合格者という名に恥じぬよう、これからは今まで以上に精進し、税金のことだけではなく様々な面でお客様に頼っていただけるような税理士を目指していきたいと思います。
 
また、プライベートの面では、「週1回は自炊をする」を目標に掲げていきたいと思います。
一人暮らしを始めて約2年が経ちますが、恥ずかしながら自炊はほとんどしておらず、外食などに頼りきっている毎日なので、今年は週1回は自炊をすることにより少しでも食生活を改善し、体調管理に気を付けていきたいです。

「第4回 石田会計OB会」

先日、石田会計の第4回OB会を開催しました。
 忙しい中にも関わらず、今回もたくさんのOBの方々に参加していただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。

 時が経つのは早いもので、私が石田会計に入所してから3度目のOB会であり、入所してもう丸3年が経過したんだな、と改めて実感しました。
 石田会計に入所以来、OB会が毎年の恒例行事となっているため、知らないうちに私の中では自然なイベントとなっていましたが、改めて考えてみると定期的にOB会といったイベントを開催している職場はそう多くはないのではないかと思います。
 退職後にも、代表をはじめとする石田会計のそれぞれのメンバーと盛り上がることができる職場で働くことができ、自分自身の職場環境の良さを再認識しました。 

 OB会の存在は、石田会計の現役スタッフである私の立場からすると、OBの方々と直接繋がりを持つことが出来るとても貴重な場ですし、私自身も歴代のOBの方々が築いてきた石田会計の歴史に恥じぬようなスタッフになりたいと改めて実感するため、一段と気が引き締まる場でもあります。
 また、現役スタッフ同士でも、家庭があるスタッフとは普段はあまり食事等に行けないため、OB会を通じて普段以上に交流することができ、法人内の雰囲気の向上にも繋がっています。

 来年もこの時期に第5回OB会を開催する予定であります。
 もちろん自分自身が楽しむだけではなく、参加していただけるOBの方々に「来て良かった」と思っていただけるような有益なイベントにしていきたいと思いますので、是非次回もご参加いただければと思います。
 今回ご参加いただいたOBの皆さん、本当にありがとうございました!
 

「資料作り」

 最近、お客様の会社清算について最善の方法をシミュレーションするという業務にあたっております。まだ検討段階ではありますが、不動産等の売買が絡むこともあり、納税額が大きくなる可能性があるので、細心の注意を払いながら検討を進めております。

 このような重要案件については、私自身がシミュレーションした結果等を、代表である石田ないしは長尾への報告・承認の後、お客様にもご報告をして計画を進めていくことになります。その際には、資料をもとに報告を進めていくことが多いので、今回の資料作りについても、お客様に選択肢を持ってもらうためいくつかの方法を提示したり、文章だけではなく図や表を盛り込むこと等で、出来るだけ分かりやすくまとめることを意識しました。

 ただ、このような資料を用いた報告をする場合に、私自身の性格もあってか、資料に多くの情報を詰め込みすぎてしまい、かえって分かりづらくなってしまうことがしばしばあるように思います。
 今回の石田との打合せの際にも、報告前は必要だと感じていた情報が、文章での記載が長くなりすぎてしまい簡潔さを欠くため、最終的には不必要との結論に至った情報が少なからずありました。

 確かに、税務に詳しい方には、多くの情報を詰め込んだ方がより理解をしてもらえるかもしれませんが、そうでない方にとっては、情報量が多すぎて読むことさえも苦痛に感じてしまうかもしれません。
 そのため、資料を作成する際には、その状況に応じて、報告を受ける側にとってどのような記載をすればより理解がしやすいのかを常に意識し、自分本位ではなく相手のことを考えた端的で分かりやすい資料作りを心掛けていきたいと思います。

「先輩という存在」

 先日、専門学校で一緒に税理士講座を受けていた親友の結婚式・二次会に参加してきました。
 私自身、式に参加するまでは直接の友人はおらず、内心少し心配していましたが、いざ参加してみると、専門学校時代には常に成績上位者で早々に合格を果たされた憧れの先輩方も出席されていました。
 初対面ながら先輩方が仲良く接してくださったので、ホッと一安心するとともに、長く受験勉強を共にした親友の結婚式はとても感動的でした。

 ご一緒させていただいた先輩方の中には、20代で既に税理士として独立開業されている方もいらっしゃり、開業税理士としての遣り甲斐や充実感、その反面で苦労することなど、多くの話を聞かせていただけたことはとても勉強になり、有意義な時間を過ごすことができました。
 そんな先輩方と親しくなれたことはすごく光栄なことですし、「早くまた飲みに行こう」と声を掛けていただき、今から次回が楽しみで仕方ありません。
 
 また、石田会計の法人内においても、知識・経験が豊富であることはもちろんですが、とても優しく気さくな尊敬する先輩方ばかりですし、そんな環境の中で日々業務に取り組むことができる私はとても恵まれていると思います。
 職場の内外を問わず、そんな先輩方と接していく中で、吸収できる部分をたくさん吸収し、より早く先輩方と自分との差を縮めていけるよう精進していきたいです。

 一方で、私自身にも専門学校時代の後輩もおりますし、法人内ではこれから後輩が入社してくる機会があるかもしれません。
 先輩方が私に色々と教えてくださるように、私自身も後輩達に試験勉強や実務での経験を通じて少しでも有益な情報を伝えていきたいですし、後輩に「一緒にご飯に行きたい尊敬する先輩」と思われるような存在になっていければと思います。

「本番を意識する」 

私事ではありますが、先日、税理士試験を受けてきました。
 職場の方々や家族のバックアップがあったからこそ試験勉強に集中することができましたし、まずはこの恵まれた環境に感謝をしたいです。
 
 そもそも、税理士制度は基本的に、①試験5科目に合格かつ②一定の実務経験、が登録に必要となるのですが、私は①の要件について現状4科目の合格済みであるため、もし今年の試験に合格すれば税理士登録が可能となります。
 
 今回の試験を通じて、やはり常に本番を意識して取り組むことが大切であることを再認識しました。
 試験本番というのはとても緊張してしまいますし、分からない問題が出題された時には焦りも生じます。ただ、試験2時間で一通りの問題を解く必要があるので、焦って平常心を失ってしまった時点で合格は遠のいてしまいます。
 そのため、日ごろの勉強においても本番でここが問われたらどう対応するか等を意識することで、知識の吸収度合いもより高まりますし、本番のイメージトレーニングにも繋がります。

 また、本番というゴールを意識することで、現状からゴールまでの距離をしっかり見極め、今の自分に何が足りていないか、あと何をすれば良いのか、の把握にも繋がります。
 このことは、当たり前のことではあるかもしれませんが、私個人としては忘れがちになっていることが少なからずあるように思います。
 試験勉強に限らず、日常業務などにおいても、全体像を把握する前に漠然と取り組むのではなく、常にゴールまでの距離をイメージして、そこからの逆算でより良い方法を見出せるように心掛けて行きたいです。

「繋がりを大切に」

 最近、中学時代の同級生で、現在司法書士として働いている友人から不動産の譲渡に関する税務についての質問を受ける機会がありました。
 今まで私自身も実務で深く検討したことが無い論点だったので、書籍やインターネットで調べてから回答をする運びとなりましたが、その友人も納得してくれたようで、ホッと一安心しました。

 また、つい先日も別の友人から、「マイホームを購入するから住宅ローン控除について教えてよ」といった話を受けたりもしましたし、友人の多くは私が税務の業界で働いていることを知っているので、些細なことでも私を頼ってくれることに喜びを感じています。

 日々の業務を行う中で、会社の経営者の方や経理の方などから質問をお受けすることは数多くありますが、経営とは無縁である友人からの質問は新鮮な内容であることも多く、いわば多くの一般の方が疑問に思っている内容かもしれないので、説明をする上で自分自身とても参考になります。
 例えば、上記の住宅ローンの件についても、「確定申告ってなに?」という点から説明をした方が良い可能性もありますし、どこから説明するかで理解度も変わってくるはずです。

 お客さまからのお問い合わせに迅速かつ正確に回答をさせていただくことはもちろん大切ですが、このように友人などからのプライベートな場面での質問や相談についても、たとえ些細なことであっても一つ一つきちんと対応をしていくことで、より幅広い知識の習得や、それぞれの説明の仕方を通じて、自分自身の成長に繋がるかと思います。
 今ある繋がりを大切にし、仕事・プライベートの双方において頼りがいのある存在になっていきたいと思います。

「若い人材」

 先日、税理士試験の別の科目で以前お世話になった専門学校の講師の方々と食事をする機会がありました。
その科目を合格後も定期的に食事に誘っていただけることは大変喜ばしく思いますし、これからもこのような繋がりを大切にしていきたいです。

その中で講師の方々が口を揃えて仰っていたのが、近年著しく受講者が減少しているという事で、特に大学生や20代の若い世代の減少率が大きいようです。
これは税理士試験のみならず公務員試験などにも同じ事が言えるようで、景気が少しずつ上向いていると言われる中、大手一般企業への就職を希望している若い世代が増加していることが一つの大きな要因であると思います。
 他の税理士法人で勤務している先輩方からも若い世代の採用が上手くいっていないといった話をよく耳にしますので、若い世代の減少は専門学校や会計業界にとってはかなりの痛手であります。

 そういう私自身も20代後半にさしかかったところであり、若い世代の1人ではないかと思います。私自身、大学在学中に税理士になることを志し、今年の秋で石田会計に入所して丸3年となりますが、業種・規模等も様々なお客様を担当させていただく中で、お客様の事業の発展を身近でサポートしていくことができる会計事務所の仕事にはとても遣り甲斐を感じています。
 
 石田会計では学生向けのインターンシップの開催の実績もありますので、少なからず大学生などと触れ合う機会があります。
 そういった機会に、少しでも多くの若い世代に会計事務所の仕事に興味を持ってもらえるよう会計業界の魅力を伝えていきたいですし、自分自身も若い人材の一人としてこの業界でもっと活躍できるよう、これからも努めていきたいと思います。

「税務調査」 

4月から5月にかけて、法人のお客様の法人税・消費税の税務調査、個人事業の方の所得税の税務調査の立会いをさせていただく機会がありました。
 まだ最終的な結果は出ておりませんが、現状では特に指摘事項等も無く、少しホッとしているところです。
 
 他の会計事務所に勤務している友人の話では、税務調査については代表等が一人で対応し完結させる事務所も多く、税務調査の立会いの経験はほとんど無いと聞きます。
 もちろん石田会計でも調査官との最終的な打合せ等には代表である石田も同席しますが、調査期間中の対応は基本的にはスタッフが行うケースが多いです。
 調査を円満に完結させる事は、会計事務所の仕事として最も重要な業務の一つであると思いますので、非常にやりがいを感じます。

 また、税務調査が行われる件数のうちで是認(追加の納税が発生しないこと)の割合は25%程であると言われています。
 是認となることはそう容易なことではないので、調査当日まで、お客様の過去の申告書・資料等を念入りに確認し、取引の流れやどのような事が論点となりうるかのリストアップを行うので、その中で、お客様のことをより理解するという点においても大変貴重な時間となります。

 もちろん、税務調査が入らないに越したことはありませんが、事業を続けていく上では不可避な面があります。
 ですので、いざお客様のところに税務調査が入った際に納得のいく結果を獲得できるよう、常日頃からお客様とのコミュニケーションを大切にし、税務調査を念頭に置いた会計処理や申告書作成を行っていくとともに、更なる知識・経験の習得に励んでいきたいと思います。

「親睦会」

 先日、福利厚生の一環として、事務所スタッフ全員で松阪牛の老舗として有名な「和田金」に行ってきました。
 遠方ということもあり、私自身は初めて伺いましたが、やはりさすが一流店であり、接客・味・雰囲気のどれをとっても素晴らしく、プライベートではなかなか味わうことができない経験をすることができました。

 美味しいものを食すことができただけでも有意義な時間となりましたが、それ以上に、法人内の親睦を深めるという面でとても有意義なものになったのではないかと思います。 
 スタッフそれぞれ家庭等もあり、全員が集まることができるイベントはなかなか無いため、法人内の士気をあげたり、情報を共有する等という面において、このような集まりは最適であると思います。

 食事中はもちろんですが、松阪へ向かう電車内でも、遠方に出掛けていることもあってか、普段の仕事中の雰囲気とは違い、先輩スタッフと仕事以外の話もたくさんできたことで、より親睦を深めることができました。
 
 会計事務所の仕事柄そうなのですが、基本的に石田会計においても、お客様に対しスタッフ1名が担当させていただいていますので、グループで業務を行うということはほとんどありません。
 ただ、業務を行う中で疑問点がでてきたり、先輩スタッフに確認したい時などには社内の雰囲気はとても大切であり、さらには石田会計も法人化し、法人のこれからの方針を決めていく場合等にも雰囲気の良さは必要不可欠であると思います。
 そのため、法人内で年少者である私ですが、これからもより親睦を深め、良い意味で代表や先輩スタッフに何でも言えるような関係を築いていければと思います。

「時間管理」

3月は確定申告シーズンであり、会計事務所業界において最大の繁忙期と言われますが、今年も法人内で協力をし合い、当然の事ではありますが全てのお客様の申告を期限内に終えることができました。
やはり確定申告シーズンは通常時期と比べて業務量はかなり多いので、この時期を無事に終える事ができた充実感と共に、もう少し段取り良く業務を進めることができたのではないかという反省の気持ちも少なからず残りました。

このような時期こそスケジュール管理が重要であるため、スケジュールを細かく立ててはいたものの、自分の中でどの業務にどれだけの時間を要するのかという管理がまだ徹底できていないため、想定した時間と実際に掛かった時間に誤差が生じてしまい、スケジュールを組み直すことが少なからずありました。

仕事柄、調べごとなどをする時間も多いため、時間にこだわりすぎることが一概に良いとは言えないかもしれませんが、やはり単純作業や庶務等の時間は可能な範囲で短縮すべきであり、短縮できた時間を他の重要な業務に充てることで、より業務の質を高めることができると思います。

そのためにも、これからは自分の毎日の行動パターンを時系列などで出来る限り細かく把握し、①自分が日々どんな業務にどれだけ時間を使っているか、②もっと時間を短縮できる方法はないか、という点を常に意識し、繁忙期などにおいても気持ちにゆとりを持ちながらお客様の相談事に万全の状態で取り組めるように心掛けていきたいです。
また、確定申告は年に一度ですが、次回の確定申告時期に向けて、日頃から所得税法の知識の習得に励んでいきたいと思います。