『SL見ました!』

先日、あおなみ線をSL(蒸気機関車)が走りました。

 「名古屋を鉄道の聖地に!」と市長が発案し、実験で排煙や騒音などの問題を検証し、定期運行を目指すようです。当初、見に行く予定ではなかったものの汽笛の音につられ・・・SLが見える公園まで自転車で出掛けました。 鉄道ファンではありませんが、走っているSLはかっこよかったです。

設置された観覧場所ではなかったのですが、公園での見物人が多かったためか5分ほど停車し、汽笛を鳴らしてくれました。

 いつどのように募集していたのか、毎日通勤で乗っているのに知りませんでしたが、 SL試乗の事前募集に定員1200人(200人×6便)に対し100倍の応募があったそうです。

  想定を上回る応募に、当日の混乱を避けるため、ささしまライブと近鉄黄金駅付近に観覧場所が設置されました。寒さのせいか、見学者は予想の5万人を下回り4.3万人だったようです。

  新聞やニュースでもとりあげられており、SL人気はすごいなぁと思いつつ、実験走行の費用は4000万円との事実もわかりました。

 SLは走行が遅い、燃費が悪い、車体が重いので現在の線路には重量オーバーのようで、整備に手間がかかるといろいろ問題点があり現在観光用にしか使われていないようです。

 経済効果や排煙、騒音など周辺環境への影響を分析し、定期運行するかどうかを検討するそうですが、税金が使われ、煙が・・・と考えると市民かつ周辺住民としては少し複雑な思いです。

  2016年、3年後の春に金城埠頭(あおなみ線終点駅)にレゴランドができるそうです。 SLに乗って遊園地に行けるというのは魅力的だと思うので、採算のとれる乗車金額を設定していただき、運行できるといいのではと個人的に思っています。

菜の花プロジェクト

 確定申告を終え繁忙期も一息ついたところで、休日に近所の菜の花畑に行ってきました。
ここは休耕地、耕作放棄地に菜の花が植えてあり、区画によっては自由に菜の花を摘めることになっています。
豊田市のスタジアムの近辺が一面、菜の花で黄色い絨毯(じゅうたん)のようになっており、お散歩を楽しむ人、花を摘む人、写真を撮る人などで多くの人が訪れ、ちょっとした観光スポットになっています。

 この企画は「豊田・加茂 菜の花プロジェクト」という名で、地域の活性化をしようという目的に加え、環境問題の意識向上のために菜の花の油でナタネ油を生産したりと、地域の企業や大学、農家の方々の協力で運営されているようです。

 調べてみるとこういった活動は全国で行われていて、菜の花プロジェクトネットワークという名で菜の花を中心とした資源循環型社会の地域モデルづくりを推進しているとのことでした。
 もともとは廃食油のリサイクル活動から始まり、現在菜の花作りから油をとって地域内活用、それをまたリサイクルするまでの資源循環サイクルをつくる活動に展開しているようで、結構大きなネットワークになっているようです。

 友人に教えてもらい予備知識無しに訪れたお花畑でしたが、多くの人の思いや協力によって支えられていることを知り心温かな気持ちになりました。
菜の花プロジェクトをブログに書くことで、一人でも多くの人に知ってもらい微力ながらプロジェクトの力になれればと思っています。
それと同時にもっと早く、花が咲く前に来ていたら菜の花を食べられたのにと悔やまれます。
 実際二月は食材として菜の花を摘みにくる方が多いとのこと。
来年は忘れずに春が来る前に訪れようと決意しました。

菜の花プロジェクトネットワーク
http://www.nanohana.gr.jp/index.php

電子文書で仕事を快適に

先日、経営再建中のシャープがライバルのサムスンから資本提携を受けるとのニュースがありました。
中でも驚いたのは、本当の狙いは複写機事業であるという記事です。
昨年の複写機業界における世界シェアは第5位だそうです。
しかも、上位5社には日本企業が4社も占めるようで、複写機業界で日本がこれほど強いとは思いませんでした。

その複写機は、今ではオフィスに欠かせない存在となり、機能としては文字通りのコピー機能だけでなく、FAXやプリンター機能、そしてイメージスキャナ機能を兼ね備えた複合機が主流だと思います。
石田会計では、全ての機能を使いこなしていますが、特に便利だと感じるのがスキャナ機能です。

スキャナ機能は、ご存知の様に書類等をスキャンして電子文書を作成する機能ですが、使ってみて便利だと思う点を挙げてみると、
①場所を取らない。
②保管場所を決めておけば、すぐ見つかる。
③大量の電子文書でも、検索機能を使えばあっという間に探すことができる。
④外出先で、iPadなどのタブレット端末やスマートフォンでも見ることができる。
⑤紙やトナーの節約とゴミの削減につながる。

特に、「探す」という行為には、想像以上に時間を使っているものですので、効率アップに大きく貢献しているでしょう。
最近は、お客様からお預かりした資料は、コピーせずにスキャンだけ行うことが増えてきました。
また、電子文書のソフトには印刷機能を持つものがあり、エクセル等で作成したものを電子文書化して、スキャン文書と一緒に保管することもできます。

一方、デメリットはデータ管理の負担が増えることぐらいで、あまり思いつきません。
ただ、申告書等の重要書類のチェックには、紙の方が適していると感じますので、全く紙を使わないという訳には行きませんが。

同業者には、お客様ごとのファイルをなくし、すべて電子文書で管理しているところも出てきているようです。
先日それを聞いて、うらやましいと思うとともに、自分もやろうと決めました。
もちろん、セキュリティーの管理を厳重にすることが大前提ですが、軽いカバンを持って軽快に訪問できる日を楽しみに、これからトライしていきたいと思います。

「一声かけて」

 先日、友人が美容室をオープンしました。

 10分で1,000円のカット専門店です。業態からみて、値段が安いのはもちろんのこと、短時間で終わることを希望して来店されるお客さんも多いことから、要望に応えるのが大変だと言っていました。

 一人終わった頃に次の一人が来てくれれば、何の問題もないのですが、店内が混み合っているときに限って、次々にお客さんが来ることがあるようです。

 お店に行ったとき、誰もお客さんがいなければ10分で済ませてもらえると期待してやって来るお客さんは、何分までなら問題なく待ってくれるのでしょうか?

 

 個人差はありますが、そのお店では美容師2人体制で、待ち人数が4人になると店内の雰囲気が変わってくるそうです。空気感が違ってくるのかもしれません。

 ただ、お待たせしてしまい申し訳ありませんという気持ちと、あと何分かかりそうかということを、一声かけるだけで、お客さんの様子もだいぶ変わってくるそうです。店内の様子をみれば、無駄なく手早く作業されていることや、あと何分待ちかということもだいたい分かります。

しかし、それを声に出すことで、気に掛けていることが伝わると、少しは気長に待っていただけるのかもしれません。

 

 相手に対して、分かってくれるだろうとか、言いたいことは伝わっているだろうという気持ちを持ってしまいがちですが、分かっていても改めて声をかけることに意義があるのだと、友人の話を聞いて感じました。私自身も、気をつけて行動したいと思いました。

 また、美容師さんに限らず、どの業種にも忙しい時期というのはあります。しかし、その忙しさは、その会社にとって最も良い時期とも言えます。目先の仕事に追われて、お待ちいただいているお客さんに不快な思いを抱かせてしまっては、申し訳ないと同時に大変もったいないことだと改めて勉強になりました。

車を買うなら…

このブログを読んでいただいている皆さんは、車を所有していますか?所有している人は、どこの自動車メーカーの車でしょう?

私は車を所有していないが、将来車を所有することにはなるのだろうと思っている。 車にこだわりがあるわけではないので、その時に購入する車種は決めていないが、自動車メーカーはもう決めている。 それはトヨタ自動車だ。なぜなら、トヨタ自動車を尊敬しているから。

トヨタ自動車の豊田章男社長は、「国内での年間300万台生産を死守する」「国内生産300万台は石にかじりついてでも守る」といったメッセージを、ことあるごとに発信している。 これがどれほどの決意のもとに発信されているかと考えると…胸が熱くなる。 トヨタ自動車の日本事業は2012年3月期で約2,000億円もの営業赤字。この先も、これぐらいの赤字を計上することを覚悟しているということだ。経営者として失格だという人もいるだろう。

国内の生産工場を海外に移転させれば、日本事業の営業赤字の幅は縮小され、連結での利益も増加する。   トヨタ自動車ほどの会社なら、目先の利益は簡単に増やせる。にもかかわらず、なぜ国内生産にこだわるのか? トヨタ自動車が目先の利益にこだわれば、東海地方の経済は沈没する可能性が高い。また、日本経済に与えるインパクトも大きく、日本経済低迷の一因となるだろう。 自動車完成車を構成する部品数は2万~3万点もあり、他の産業と比べても自動車産業のすそ野は広い。自動車産業が日本経済を下支えしているという使命感があるのだろうと私は感じる。

企業ならば自社の利益を最大化することは至極当然のこと。しかし、トヨタ自動車は国家の利益も大事にしていると感じる。トヨタ自動車のような企業が潤えば、雇用や所得の増加、公共サービスの向上などで直接的又は間接的に私達国民にも還元されるだろう。 今のトヨタ自動車の姿勢が変わらない限り、私はトヨタ自動車の車を買う。 トヨタ自動車には今の信念を変えずに頑張って欲しい。心の底から応援している。

「サービスの価値を意識する」

最近マックカフェ(通常メニューの販売スペースとは別の専用ブースを設けて展開しているカフェコーナー)を地元で発見し、お値打ちと思えるドリンクの価格と味、通常のマクドナルドの店舗よりは落ち着いた色彩の内装が気に入り利用するようになりました。

初めて行った際、ドリンクを注文すると、「席までお持ちしますので、番号札をもって席でお待ちください」と言われました。長居した私は追加の注文をしに行くと、その時はカウンターで商品が出来上がるのを待つことになりました。一杯ずつ丁寧に作ってくれる分待ち時間がかかるのですが、さて“その違いはなんだろう?”と思ってしまいました。(私の後に注文する人の列はありませんでした。)

実は最初にテーブルまで運んでもらった私は、次もそうしてくれると期待していたところがあり、そうならなかったためちょっとがっかりしていたのです。ただ、その後すぐ、ファーストフード店であるマクドナルドで標準サービスとしてそれを求めるのは間違っているな…と考え直しました。おそらく、余裕がある際には運んでくれる、ということなのだろうと思います。

同じサービス業として難しいなと思ったのは、注文が同じでも提供されるサービスが異なると、サービスを受ける側の受け止め方が違ってしまうということです。以前あったサービスがないとがっかりし、なかったサービスが受けられると嬉しい・得をしたというように。そのため良かれと思って+αの行動をとることは、+αがなくなった時やできない時にはサービス低下と受け止められる可能性もあると感じました。

サービスを受ける側としては、価格に見合う適正なサービスを理解することが、クレーマーになったり必要以上にがっかりすることを防ぐ上で大事だと思うとともに、その難しさを意識した上でのサービス提供ができればよりサービスの価値が上がるのだと思います。

「いろんなサービス」

 最近、オンライン英会話を定期的に受けています。
数年前から取り沙汰される様になったオンライン英会話ではスカイプという無料で電話やテレビ電話を行えるソフトウェアを利用するスタイルがほとんどです。ネイティブの英語に触れることが出来、比較的低価格で気軽に受講することができるため社会人の受講生が多く、研修の一環として取り扱っている法人も増えているようです。

 私も手軽に楽しみたいなという思いから1年程前に初めて試してみました。当時試したサイトではなかなか上手く交流が図れず続かなかったのですが、最近また始めたいという思いから別のサイトを利用して半年程前から受講しています。

 前回続かなかった理由として、教材等も自分で用意する、又は先生に依頼する等、授業を始める段階で日本語の話せない先生と交流しなければならず、うまくコミュニケーションがとれなかったことがあげられます。それを踏まえ今回は教材も自分のレベルに合わせて豊富に用意されていることを基準に利用するサイトを選択しました。

 実際に受講してみると教材はもちろん、先生の数も豊富で自分のレベルに合わせて受講することが出来るため満足しています。初めはいろいろな先生を受講したのですが、やはり先生によって同じ授業でも受け取るものが違います。淡々と教材を進めていく先生もいれば、自分のレベルにあった授業をしていないと「ちがうものにした方がいい。今のままでは伸びないよ」という提案をしてくれる先生もいます。やはり自分の立場になって提案をしてもらえると嬉しいものです。

 このようなオンラインサービスはインターネット通販等含め日常生活の一部になり、一長一短あると思いますが、上手く自分の生活に取り入れればやはり便利だと思います。ただこれだけサービスがありふれると、選択肢が増え、楽しい反面、自分に適したサービスを選択する難しさも感じます。サービスを提供する側も相手のニーズを踏まえた提案を出来るかがますます大事だと思います。日頃の仕事においてもお客様のニーズにお応えできるよう自己研鑽に励みたいと思います。