「蜂に刺されて」

 家族で出かけたテーマパークで、スズメバチに刺されました。
 足首に突然ものすごい痛みを感じ、見ると靴下の上から蜂が刺していたのです。

 その後、係員がパーク内の救護室への車を呼んでくれたのですが、車が到着するまでに20分かかりました。
 救護室では軟膏を塗って患部を冷やしてもらいましたが、それ以上のことは病院に行かないとできないとのこと。

 スズメバチに刺されるのは人生初でしたので大丈夫でしたが、もし2回目だった場合、アナフィラキシーショックを起こす可能性があるといいます。
 これは、1回目に刺された際に蜂毒に対してアレルギーが出来ることにより、2回目以降に刺された時にじんましんや呼吸困難・血圧低下等の症状を引き起こすことです。
 最悪だと死に至るということで、国内でも毎年数十人が亡くなっているそうです。

 アナフィラキシーショックは刺されてから15分位で発症することが多いそうなので、今回の私の状況のように車を20分間待っていたのでは手遅れになると思いました。
 今振り返ってみると、突然のことに気が動転して、その場ではどうしたらいいか考える余裕などなく、ただおろおろしてしまっていました。
 今後は蜂の毒吸引器と軟膏を携帯し、刺された際の応急処置はできるようにしつつ、迷わず救急車を呼ぶことにしようと思います。

 今回のことで、蜂に限らず、日ごろからリスクを想定して備えておくことの必要性を実感しました。
 起きてからどうすべきか考えたり調べたりするのでは手遅れになりかねません。
 備えとは物の備蓄に限らず、こうなったらこうする、とイメージしておくことが最も大切であると思いました。

「新たな発見、経験」

 1月号のブログでも少し触れたのだが、愛知県代表として全日本シニアという年代別のバドミントン全国大会に出場することに決まりました。
 今年の全国大会は11月に石川県金沢市を中心とした会場で開催されることが決定しており、私は35歳以上~39歳以下の部に出場することになった。

 さらに全国大会で上位に入ることができれば、次は世界シニアという年代別の世界大会に出場することができる。
 さすがにそこまでいくと、私には関係ない話になると思うのだが・・・

 今回は、愛知県大会の30歳以上39歳以下の部でベスト8に入ったため(35歳以上39歳以下で考えると恐らくベスト4ぐらいだと思うのだが)、愛知県代表に選ばれることができたと思う。
 ただ、全国大会ともなると、過去にインターハイに出場したことのある選手など、かなり強い選手が出場してくるので、客観的にみて1回戦を勝ち抜けることができるかどうかだろう。

 費用や時間を考えると、せめて1回戦は勝ち抜けられればと思うのだが、どちらかというと弱い相手と戦って勝つより、強い相手と戦って負けるほうが個人的には面白みを感じるので、歯が立たないぐらいの相手に負けるのも良いのかなと。
 自分より強い相手と戦うと、経験したことのないような返球や体の動き、シャトルのスピードなどを経験できるので、面白く新たな発見もあるし、次の試合時にその技術を使える場合もあるからだ。
 仕事でもそうだが、いつも同じ種類の仕事をするのも良いが、違う種類の仕事をしてみるのも面白いし、自身の経験値にもなる。
 バドミントンの全国大会は仕事とは違うが、どんな新しい発見、経験ができるか楽しみだ。

「経営理念」

「経営理念」とは事業経営を行う目的は何か、何のために経営を行うのか、 どのような会社を目指すのか等を述べたものです。 

 今年は就業規則作成の依頼が何件かあり、経営理念をはじめ、今後の方針など労務管理の視点から会社の基盤について深く関わる機会をいただいています。
 「規則」はどうしても堅苦しい、窮屈なものになりがちですが、経営理念や目標の共有が第一で、そのための規則という思いから、規則の最初に社訓など「経営理念」を大きく載せるようにしています。
 
 経営理念は社内で共有されるだけでなく、広告でキャッチフレーズにして伝えたりと社外アピールにもなり、企業の印象を大きく左右します。
 石田会計のお客様の経営理念も、シンプルでわかりやすいもの、プロ意識の高い崇高なもの、感性に響くもの、共感できるものなど色々なタイプのものがありますが、どれも経営者の強い思いが詰まったステキなものばかりです。
 石田会計の経営理念もHPのトップに「敷居が低く、明るい雰囲気の会計事務所・経営を総合的にサポートする会計事務所・スタッフを大切にする会計事務所」とわかりやすく出ております。
 私を含め、経営理念に共感するスタッフが集まり、そのような会計事務所にお願いしたいと思うお客様で成り立っています。
 
近江商人の経営思想に「三方よし~売り手よし、買い手よし、世間よし~」売り手の都合だけで商いをするのではなく、買い手が心の底から満足し、さらに商いを通じて地域社会の発展や福利の増進に貢献しなければならない、というものがあります。
 初めて知った時、短くてわかりやすく、ビジネスはこうあるべきだと、大変感銘を受けたことを覚えています。2者間の利害関係だけでなくその先を考えることは、悩んだ時の判断基準の一つになり大変役立ち、勉強になっています。