「初コース」

 先日、ゴルフの打ちっぱなしをがんばっていますというブログを書きましたが、遂にコースデビューを果たしました。
 ゴルフ好きの方からコースデビューの話しを聞くと、大抵の方が2、3回の打ちっぱなしの練習をしてコースへ出ると聞きます。私は小心者のため練習ばかりで、なかなかコースデビューすることができませんでした。
 そんな私に対して父が見かねたのか、突然、この日と決めてコースを予約してしまいました。

 押し迫った期日に対して当然、私は必死になりました。毎日のように素振りの練習をし、週末は打ちっぱなしに行きました。ただ、回数を重ねるだけでなく、7番アイアンしか使ったことがなかった私ですが、コースデビューを意識して、ピッチングや7番ウッド、ドライバーの練習といった具合に様々な場面を想定してテクニックを磨きました。
 その甲斐あって、初めは何回かに1回スパンという音がしただけで喜んでいた私でしたが、距離や方向を意識するまで上達しました。

 『100切ることを目標に』、『私はシングルです。』『初めては140ぐらいだった。』自分の中でピンと来ない数字、たくさんの情報が飛び交う中、私はコースデビューに対して少し自信を持っていました。
しかし、その小さな自信は脆くも1ホール目から砕けてしまいました。
 テレビでしか見たことのないコースの長さは想像していたよりもはるかに遠かったのです。
 さらに、もたもたしていると次にプレーする人たちに迷惑になってしまうというプレッシャーでショットミスはさらに増え、距離や方向どころか、まともにボールに当たることすら難しい状況でした。

 自信があった割に散々な結果に終わったコースデビューでしたが、落ち込むどころかむしろ私は思い通りにいかなかったことに対してニヤリとしていました。
 多くの成功者たちがはまっているゴルフですから、こうでなくては、おもしろくないと思ったのです。
 結果は別としてなにより、期日を決めたことでその日まで必死に練習したため、急激に上達することができたという事実に満足しています。
 これからも上達し続けていこうと思える少しほろ苦いコースデビューとなりました。

 追伸あえてスコアは書きませんので、もし村上に会う機会がございましたら、デビュー話しを聞いてやってくださいませ(笑)

by村上

理事就任

この稿でも何度も話題に出ているアイチ士業ネットワーク(以下、ASN)の役員に、この度就任することになりました。ASNとは、東海3県の弁護士や税理士といった士業の人たちが集まって活動している団体で、会員数も200名を超え、この種の団体としては全国でも有数の規模となっています。

この会の発起人が、当事務所の所長である石田ということもあって、ここ4年ほど公式サイトのメンテナンスやメーリングリストの管理といった事務作業を、私がずっと行ってきました。代々の役員の方たちからの依頼をこなしながら、裏方として会を見てきたのですが、時が経つにつれ、最初は感じなかった問題点が少しずつ目に付くようになってきました。

発足当時は会員同士も顔見知りで、何かあっても個人的なコネクションによって解決出来ていたものが、年を重ねてメンバーが入れ替わり、組織自体も大きくなっていったにもかかわらず、会としてのあり方が以前と変わらず、暗黙の了解でしか伝わっていかなかった点に、その問題の多くが起因していました。

このような世代の分断ともいえる状況に組織が陥ってしまった場合の解決策は二つあると私は考えます。一つは、成長をやめクローズドな組織にして、内部の関係を再び密なものにすることです。もう一つは、今までのやり方を見直し、組織自体の再構築をすることです。

今回ASNが選んだのは後者でした。再構築と一言でいえば簡単なようですが、実際動き始めてみると、様々な軋轢や新たな問題が一時的に噴出してきます。それでも、もっと多くの方たちと交流をし、成長を続けて行くために、「今やるしかない」と情熱を傾けて立ち上がりました。

私もこの動きを見て、「いつまでも裏方でいて、人任せにしていてはいられない」と、いてもたってもいられなくなったことが、引っ張っていく側に変わりたいと思った第一歩でした。また、私だけでなく石田も10周年の記念事業の準備委員長として、発足当時からのベテラン会員の意見をまとめて、現役世代との架け橋となるべく、同じく役員に就任しました。

石田会計コンビが、この一年間で組織改革に貢献しその過程を学んでくることが、石田会計自身の業務にもフィードバックが可能だと考えています。ぜひご期待ください。

by 小林雄

毎日をより快適に

私のストレス解消方法は、体を動かすことと眠ることです。元々、あまりストレスを感じるほうではありませんが、毎日をより快適に過ごすために、自分なりの気分転換として日々心掛けていることがあります。

 ひとつは、少しずつでも毎日体を動かすこと。
体を動かすといっても、大それた運動をしているわけではありません。平日でも毎日続けられることを・・・と思い、ヨガのDVDを購入しました。初めは続けられるか不安でしたが、もうすぐ1年近くになり、毎日の日課になっています。短い時間でも、一つのことに没頭することで頭の中がクリアになり、物事が整理されてすっきりした気分になります。

 もうひとつは、よく眠ることです。
そもそも、私は眠ればたいていのことは忘れられる単純な人間ですが、実はそれがストレス解消になっているようです。嫌なことや悲しいことがあったときは、脳を休ませると物事を良い方向へと導くのに効果的なのです。また、睡眠に費やす時間は私たちの人生の3分の1に及ぶという話を聞いてから、量だけではなく質にもこだわりたいと思うようになりました。疲れがとれてすっきり起きられた朝は、それだけで気分が良いものです。ちなみに私の最近のお気に入りは、テンピュールの腰枕です。ただでさえ寝つきの良い私ですが、睡眠前の適度な運動による心地よい疲れが、更に眠気を誘って相乗効果が発揮されているようです。

 ストレスの感じ方や解消方法は人それぞれですが、何事も自分なりの解決策を見付けることができるかどうかが重要なのだと思います。 ただ疲れているときは、ヨガのポーズのまま、うとうとしてしまうこともあります。ふたつを同時に行ったことで、効果が2倍になっていればよいのですが・・・

by板谷

株主総会

先日、ある上場企業の株主総会に出席してきました。 会計事務所で勤務している者は、株主総会は職業柄身近なものでありますが、実際に出席したことのある者は少ないように感じます。 そういう私も以前から出席したいと思うもののなかなか実現できずにいたのですが、石田 からの勧めもあり、出席してきました。

最初は事業報告、連結計算書類および会計監査人の連結計算書類監査結果の報告でしたが、わざと分かりにくくしているのでは?と勘繰ってしまうほど、難しい内容であり、すでに眠りに入っている人もいました。 その後、議案の決議に入りました。決議はほとんどの企業で拍手により採決しています。 出席された方は経験されたことがあるかもしれませんが、拍手がほとんどなくても、決議されてしまうという不思議なことが生じることがあります。 これはすでに株主総会が始まる前に大多数の議決権行使書が提出されているため、すでに議案は決議されており、拍手は言わば儀礼的なものなのです。

最後に質問応答があったのですが、どの質問も曖昧な回答で誤魔化されてしまい、まるで政治家の討論を見ているようでした。私もせっかくだから何か質問しようと考えましたが、結局質問できず、悔いが残ってしまいました。 株主総会自体はこれで終わりなのですが、その後に懇親会(立食での食事)が開かれ、帰りにはお土産も貰えました。最近の株主重視の傾向から多くの企業で実施されているようです。

今回、株主総会に出席したことで仕事にも変化があるように感じます。 以前は株主総会議事録を作成するときは、間違いがないようにだけ気をつけて作成しており、どちらかというと作業的な仕事でした。しかし、最近では決算報告の承認や役員の選任といった議案を盛り込む時に、株主総会に出席した情景が目に浮かび、仕事にも深みができたように感じます。
by荻巣

最近の石田会計~会議編~

今年度から石田会計では毎週会議をしています。会議の内容、形態など試行錯誤の状態から始まり早、3ヶ月が過ぎました。

最近では月4回の会議のうち2回は所長の石田からの事例報告などの還元、1回はスタッフ会議、あとの一回は石田会計ニュースのブログ会議となっています。
スタッフ会議は自主的に内容を決めて企画・運営しています。今までの失敗事例の共有、改善策を話し合ったり、仕事の進め方で工夫していることを各自発表したりと実践的に仕事に取り入れることができるようなアドバイスなどを含め、いい勉強になります。

スタッフ会議のメリットはたくさんありますが、年齢も近く、同じ視線の高さで話し合いができるため、知識や情報の吸収・消化が比較的スムーズにできている気がします。税務知識のみならず、スタッフの職歴も多様なため、経験・知識の共有の場としても大変有意義なものになっています

前回のスタッフ会議では「在職老齢年金」について勉強しました。私がレジュメを作成することになり、役員報酬や給料は年金とどのように調整がかかるのか、ということを中心に年金全般について取り上げました。給与と調整のかかった年金は留保されて後から受給できるのではなく、消滅していくので個人の収入全体を考えるにあたり大変重要です。

物事を色々な角度から判断し、お客様に最適な提案をできるよう、これからも日々の業務や会議を通じて幅広く勉強していきたいと思っています。

by 古 橋

お互いに気持ちよく

 先日仕事を終え帰宅しようと名古屋駅を歩いていると、 新幹線の改札口付近が大混雑となっていました。 警官もたくさん出ていてちょうどサミット開催中であったこともあり、 もしかしてテロでもあったのかなと思ったのですが、 駅の表示画面を見ると、事故のためダイヤが遅れているとのことでした。 しかし、それ以上の説明やアナウンスもなく、 駅は混乱状態となっていました。

 遅れが出るのは仕方がないにしても、私が乗客であったら原因と、 これから一体どうなる見込みなのか、今分かっている情報だけでも 出してもらえればストレスも軽減されるのになと感じました。 誠意を持って対応されれば大抵の人間は納得するのではないでしょうか。

 それと同時に自分はいつもそういう誠意を持った対応をできているのだろうかと思い返してみました。 お客様に資料を揃えてもらうようお願いするにしてもきちんと、 どういった理由で必要だと説明できているだろうか。 依頼された事が訳あって出来ない時、ではどうしたら良いのか 代替案をお客様に提案できているだろうか。 そう考えると私はまだまだ自分よがりの対応で、お客様の立場になって 物を考える余裕ができていないなと自己反省をしました。

 相手が何を求めているのかを感じるのは経験も必要だとは思いますが、 まずは自分で気づいたところから、すぐに改善できそうで、できていないところの見直しなどをして、身近なところから前進していきたいです。

by 加藤