「若さを武器に」

 先日、税理士講座を受講していた専門学校の合格祝賀会に参加してきました。
 長い間お世話になった講師の方々に今までの感謝の気持ちを伝えることができ、改めて「合格したんだ」と実感するとともに、これからより一層気を引き締める必要があるということを再確認しました。

 また、立食形式の祝賀会であったので、今まで面識のなかった他の合格者の方々とも多く交流することができました。
 税理士試験の特徴でもあるのですが、参加されている合格者の方の年齢は、二十歳の方から自分の親と同世代の方までと幅広く、様々な年代の方と交流を持つことができ、非常に貴重な時間となりました。

 その中で感じたのが、合格者の方はそれぞれの年代で幅広くはいるものの、やはり若い世代の方が少ないということです。
 国税庁が出しているここ数年間の分布表を見ても、35歳以上の方が合格者の過半数を占めている状況となっていますし、祝賀会の際に税理士事務所を経営されている方々と話していた際にも、「若い世代の求人が思うようにいかない」と仰っていました。

 ただ、その一方で、某会計ソフト会社の方と話した際には、「最近では若さを売りにして20代で独立する方も結構いる」と仰っており、若い年代が減っているからこそ、その点を武器にすることができる、とも感じました。
 若さを武器にできるのも今のうちだけであると思いますが、まずは20代のフットワークの軽い税理士になるため日々の業務に全力で取り組み、その過程で他の強みも見出せるようにしていきたいと思います。