「当たり前を見つめ直す」

週末を利用して、東海地区初上陸として話題となっている会員制大型スーパーマーケット「コストコ」に行ってきました。
週末ということもあってか、店の周りには長蛇の列ができており会員登録をするのに1時間ほど待ち、会員証を受けとった後に再度20分近く待ってやっと入店できました。

いざ店内に入ってみると、大型倉庫内に食料品・日用品など様々なジャンルの商品が、ロールパンは36個で1袋、インスタント麺は40袋あたりでの販売という、近所のスーパーマーケットでは考えられないほどの販売単位で売られている中、周りのお客さんを見渡してもカートが溢れるくらいに商品を購入しており、コストコの人気ぶりがうかがえました。

コストコがここまで人気の理由はやはり、ロールパン36個で498円(1個当たり約13円)などという「超低価格」にありますが、この「超低価格」は、
①箱売りなどによるまとめ売り
②商品を売れ筋商品のみに限定
③メーカーから運ばれた商品をその状態のまま棚に運んで売り、品出しの手間を省く、
といった経費の削減により実現されています。

さらなる経費の削減として、CMやチラシなどの広告・BGMや店内の装飾をほとんど行わず、広告宣伝費などにお金をかけないという点も徹底されています。
スーパーマーケットなどにとってチラシなどの広告宣伝はして当たり前で、多くのお店は広告宣伝を行っているイメージがありましたが、コストコにおいて広告宣伝はあまり重要視されていない点に驚きました。

自分の生活においても、無意識のうちに自分では普段当たり前だと思って取り組んでいることが数多くあると思います。
でも実はその当たり前と思っていることは違う視点から見たら重要ではないこと・不必要なことであり、もっと重要なことが他にあるかもしれないということを常に意識し、仕事・勉強をはじめ毎日の何気ない行動においても当たり前となっていることを今一度見つめ直してみようと思いました。