「“好き”であることの強み」

 最近思い立って実力試しにTOEICという英語の試験を受け、860点という結果をもらいました。(TOEIC[トーイック]とは、英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテストの略称で、満点は990点。上記の点だと、Non-Native として十分なコミュニケーションができるレベルと言われるらしいです。自覚している実力と乖離がありますが…。)
 大企業では昇格試験でTOEIC○○点以上のように、指標として使用しているところもあり、悪くない点数だとは思っています。

 ただこのテストはReadingとListeningから試験内容が構成されているので、コミュニケーションに大事なSpeakingが欠けています。なので必ずしも、点数が高い=英語がペラペラ、というわけではありません。残念ながら私も英語での会話は苦手です。

 さて、何の話をしたいかというと、英語を継続的に勉強していない私がなぜ高得点をとれるのか、という点でやはり“好き”という事実は大きいのだなと改めて思ったからです。
 私は、洋楽・洋画が好きです。学生時代に英語を頑張って勉強した下地はあるものの、それ以降は好きな音楽や映画を英語で楽しむ、といった事しかしていません。
 なのにまだ良い点を取れるのは、楽しんでする事は勉強という意識もなく苦にならず、吸収もよく、忘れる事も少ないからでしょうか。好きこそものの上手なれとは本当によく言ったものだと思います。

 “好き”という動機があると、苦労をせずに大きな力を生む事ができます。誰しも楽しい事には熱中して時間を忘れますよね。“好き”という力をうまく利用すれば、勉強や仕事・遊びでもなんでも、より楽しみながら成長するエネルギーになると思います。
  “好き”“楽しい”というような、わくわくする気持ちをずっと大事にしたいです。