「採用難は続きます」

「売り手市場」となり暫くたつので「採用難」慣れ?している会社も増えているようです。
 リーマンショック後の求人を出すと問合わせ・応募殺到の記憶がある採用担当者は、また採用チャンスが来るのでは・・・と思っている人も多いかもしれません。 
 
 今年に入り、採用コンサル関係のセミナーに3回ほど参加しました。
 非正規・新卒・即戦力(中途)採用のほか外国人の国内・現地採用など、どれも採用難に対応したホットな情報がとても勉強になりました。
 AI(人工知能)でサービス業へのシフトが進み少し労働需要が変わるといわれていますが、絶対的な労働人口は減少中ですので、統計分析上この状況は今後100年続くといわれています。
 「採用」は会社にとって生命線なので、静観しているわけにはいきませんし、従来の採用方法では対応できません。

 職安などを除くと、中途採用は紹介会社による転職希望者と企業ニーズのマッチングが主流ですが、近年、転職希望者データベースから企業側が選び、スカウトするサービスが増えているようです。
 企業側がキャリア経歴を見て、転職希望でも面接などに出向けない優秀な人に接触できるメリットが魅力です。 
 アルバイト採用も、最初の5分で不採用と決めても、切り上げず自社アピールやマーケティング情報収集と切替、自社ファンを増やすことに徹するなど、勝ち組企業の採用工夫事例なども参考になりました。

 採用難は受け止めるべき「事実」ですが、悲観的に考えてもメリットはありません。
 新しい出会いも、在職社員もご縁を大切にしていける会社が幸せな会社だと改めて思いました。