「ミラノ万博」

5月から10月まで、イタリアのミラノで「食」がテーマの万博が開催されます。
 日本館の出展面積は参加国で最大規模の4170㎡と、日本の「和」食文化をアピールすべく盛り上がっているようです。
 
 和食レストランは美濃吉、フードコートがは京樽のお鮨、サガミのそば&てんぷら、今半や柿安のすき焼き、ココイチのカレー、モスのライスバーガー・・・とメニューがHPで紹介されています。つい先日、すき焼きを食べに松阪の和田金までスタッフ全員で行ってきたのですが、残念ながら和田金の出展は無いようです・・・
 ちなみに「なごやめし」も5日間ほどですが、催事をするそうです!
 
 想定入場者数は6ヶ月で2000万人(一日あたり11万人)だそうです。ご当地グルメの「B-1グランプリ」が二日間で45万人なので、単純比較はできませんが、意外にゆったり?!しているのかもしれません。
 
 2013年12月に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたのは記憶に新しいですね。正確には和食「メニュー」ではなく、和食をめぐる「文化」が登録されたようです。
 そもそも登録趣旨は「危機に瀕している文化を保護する」ことですが、和食文化の特徴を下記のように定め、保護に値する、との理由からだそうです。
・多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重・・・海・山の幸の素材を活かす
・栄養バランスに優れた健康的な食生活・・・一汁三菜で肥満防止
・自然の美しさや季節の移ろいの表現・・・季節の花や、葉で飾ったり、器の工夫
・正月などの年中行事との密接な関わり・・・家族や地域の絆を深める

 食文化は奥深いですが、ミラノ万博でたくさんの人に日本食をおいしくいただいて欲しいと思います。