「若者の○○離れ」

最近よく、「若者の○○離れ」といったフレーズをよく目にします。

 インターネットで「若者 離れる」と検索してみるだけで、今まで新聞やマスコミで言われたことのあるものの一覧まで作られている状態です。車離れ、お酒離れ、テレビ離れ、海外離れ・・・等は誰もが目にしたことがあるのではないでしょうか。

 確かに、インターネットやスマートフォンの普及によって娯楽が多様化しており、以前よりも特定の娯楽に集中しない傾向があったり、また長引く不況の中、高価なものを消費することに魅力を感じない若者が増えてきているのは事実だと思います。ただ、どちらかというとそれが好意的というよりも、むしろ揶揄しているかのように使われることが多いように感じます。

 最近読んだ記事によると、「若者の○○離れ」言われているものの多くは、実は単純に若者の絶対数が減っている、あるいは、どの年齢層でも減少しているものについて、若者にのみクローズアップして報じられているものも多くあるそうです。
 例えば、海外離れといわれる点。若者の出国者・留学者数について数のみに着目すると減少しているものの、若者人口に対する割合は、実は以前よりも上昇しているそうです。
 また、アルコールの消費量について、男女とも20代の消費量は下がっている一方、30~50代も軒並み低下しているといったデータもあるそうです。

 私もまだ若者の分類だとは思いますが、私より若い世代の中にも、本当に優秀な才能があったり、自分が知らないこと、出来ないことを知っている、あっさりこなしてしまうような人が多くいるような気がします。自分が若かった頃と比較して、「最近の若者は・・・」と揶揄するばかりではなく、彼らのこの点は自分にはない良さだな、と認めるべき点は認め、お互いに尊重し合えるような関係が築けられる、そんな年長者になっていきたいと思います。

 4月から新年度。桜の季節に新大学生や、リクルートスーツを着たフレッシュな新入社員が見られるのは非常に楽しみではありますが、まだまだ若者には負けない!といつまでも思えるよう精進して参りたいとも思います。
(4月初頭の記載です。)

「親睦会」

 先日、福利厚生の一環として、事務所スタッフ全員で松阪牛の老舗として有名な「和田金」に行ってきました。
 遠方ということもあり、私自身は初めて伺いましたが、やはりさすが一流店であり、接客・味・雰囲気のどれをとっても素晴らしく、プライベートではなかなか味わうことができない経験をすることができました。

 美味しいものを食すことができただけでも有意義な時間となりましたが、それ以上に、法人内の親睦を深めるという面でとても有意義なものになったのではないかと思います。 
 スタッフそれぞれ家庭等もあり、全員が集まることができるイベントはなかなか無いため、法人内の士気をあげたり、情報を共有する等という面において、このような集まりは最適であると思います。

 食事中はもちろんですが、松阪へ向かう電車内でも、遠方に出掛けていることもあってか、普段の仕事中の雰囲気とは違い、先輩スタッフと仕事以外の話もたくさんできたことで、より親睦を深めることができました。
 
 会計事務所の仕事柄そうなのですが、基本的に石田会計においても、お客様に対しスタッフ1名が担当させていただいていますので、グループで業務を行うということはほとんどありません。
 ただ、業務を行う中で疑問点がでてきたり、先輩スタッフに確認したい時などには社内の雰囲気はとても大切であり、さらには石田会計も法人化し、法人のこれからの方針を決めていく場合等にも雰囲気の良さは必要不可欠であると思います。
 そのため、法人内で年少者である私ですが、これからもより親睦を深め、良い意味で代表や先輩スタッフに何でも言えるような関係を築いていければと思います。