「卵で金運アップ!?」

初詣には毎年実家近くの氏神様に参拝しています。

ここの神社は、伊勢神宮と繋がりが深く、伊勢神宮の遷宮で取り壊した材料をもらい受け、遷宮を行っています。
田舎ならではの決め事も多く、厳かで縁起のよいお正月行事を過ごしました。

ところで、縁起物といえば、「大寒卵(たいかんたまご)」をご存知ですか?
わたしも今年初めて聞いたのですが、毎年、大寒の日に産まれた卵のことを「大寒卵」と呼ぶそうです。
大寒とは二十四節気の一つで1年で最も寒さが厳しくなる頃を言います。二十四節気を配置する方法のひとつ定気法(ていきほう)で太陽黄経(たいようこうけい)が300度(太陽の天球上の通り道である黄道と天の赤道の交点を基点として1周を24等分し、そこを太陽が通過する日)のときで毎年1月20日ごろです。

鶏はその寒さで本能的に産卵数が少なくなりますが、寒さにも耐えて産まれた卵は大変貴重で栄養価が高いのです。そのため大寒の卵を食べるとその1年健康で過ごせると言われています。

また風水によると、大寒の日に産まれた卵を食べると金運が上がると言われ、その1年間はお金に困らないといわれる「縁起物の卵」だそうです。

金運アップを願いつつ、縁起物ですので、素直な心でいただいてみようと思います。