「変化を避けすぎない」 

先日、アップル社のiphone6の発売が開始されて話題となりました。
 私自身は、今ではかなり少数派だと思いますが、3年以上前に発売されたiphone4Sを今でも使用しています。
 新しいバージョンが発売されるたびに魅かれ、今度こそは買い替えようと思うのですが、3年経った今でも特に不具合等もなく使用できているため、今のところ目新しいものより使い慣れたものを優先してしまっています。 

 これは私の性格だと思いますが、携帯電話のみならず、日常生活の様々な場面で目新しいものの魅力よりも長年の安心感を優先してしまいがちです。
 例えば、友人などと居酒屋に行ったりするときも、どこに行こうか迷ったら行ったことが無い店ではなく行き慣れた店にすることが度々ありますし、その際にメニューを注文するときにも目新しいものではなく食べ慣れているメニューを選んでいる傾向があります。 

 使い慣れたものや行き慣れた店などを利用することで、やはり安心感はありますが、何か物足りなさを感じる時もあります。
 変化を避けてしまうようになると、それが当たり前となり、自分の中で印象に残りづらい面もありますし、得るものが少なくなってしまうように思います。

 目新しいものばかりを取り入れることが良いかどうかは判断が難しい面がありますが、今まで経験していなかったことを経験できますし、そこから新たな発見や興味が沸いてくるのではないかと思います。
 最近までパソコンについても大学時代から同じものをずっと使用していましたが、思い立って新しいものに替えてみたところ、わずかながらもITの知識が身に付いたと感じています。
 これからは、物などを大切にしながらも、自分の中で選択に迷ったら、意図的に目新しいものを選ぶようにして、多くの物事に触れていきたいです。