ユニバーサルデザイン

 デパート等のお手洗いに入った際、水を流すレバーがどこにあるか分からず困った経験をお持ちの方は少なくないと思います。
最近のトイレは多機能になったこともあり、水を流すだけでもレバー式、ボタン式、自動水洗だったりと、一見しただけではどこに何があるのか迷ってしまいます。
困っていらっしゃる方に声をかけられ尋ねられた事も、一度や二度ではありません。
こういったデザインは統一すべきではないのかと思うのですが、皆さんはいかがでしょうか?
私でも右往左往するので、きっと外国の方が使う時はさらに分かりにくいと思うのですが。

 他にも統一したらもっと使いやすくなるのにと感じるものは生活の中に溢れています。
エレベーターの開閉ボタンのデザイン、銀行のATMの操作方法等々。
デザインの問題だけではなく手順が店によってバラバラで困ることがあります。
最近増えてきたセルフのガソリンスタンドも料金の精算方法が、最初に入金するもの、レシートをもって店内で払うもの、形態が様々なところが利用しづらい点のひとつでもあります。

 最近は水道の蛇口のレバーがJIS規格化で下げ止め式に統一されつつありますが、こういった動きがどんどん広がってもらえると、誰にとっても使いやすく、誤操作による事故も減り一石二鳥だと思います。

by 加藤

贈り物

 私のまわりでは現在ベビーブーム真っ盛りです。
先日も学生時代の友人が赤ちゃんを無事出産したということで、仲間内で出産祝いを贈ることになりました。

 高額なものですと相手に気を使わせてしまいますし、色々考えた結果「おむつケーキ」を贈ることになりました。
「おむつケーキ」は紙おむつをリボンなどでケーキの形にし、その周りに赤ちゃんのおもちゃや服を飾るというものです。
最近ブームになっているようで、手作りの仕方もインターネットに多数掲載されています。
飾りつけのリボン等の材料は百円均一のお店でも揃えることができますし、普通におもちゃをプレゼントするよりも可愛らしく豪華になるので、相手も喜んでくれたようです。
おむつは消耗品ですし相手の負担になりにくいのも利点です。

 私はもともとプレゼントを選ぶのが苦手で、迷っているうちにタイミングを逃してしまいがちです。
相手の負担にならないようなさりげないものをタイミングよくプレゼントできる人がいると感心してしまいます。
「おむつケーキ」のアイディアもプレゼント上手の友人の発案でしたので、見習いたいなと思います。

by 加藤

新年の抱負

 私の今年実現したい目標は「手早く美味しい料理を作る」です。
昨年になってようやく料理に興味を持つようになり、作る楽しさが分かってきました。
昔「聡明な女は料理がうまい」という本を読んだことがありますが、料理や家事も仕事と同じく頭を使ってする作業だと実感しています。
不器用でまだまだ調理に時間がかかってしまうのですが、工夫と段取り勝負で頑張りたいと思います。

by 加藤

北風と太陽

 名古屋の地下鉄桜通線では今年の夏より新車両が導入されています。
まだ全ての車両が入れ替えという訳ではないのですが、地下鉄で毎日通勤している私はこの車両に当たるのをとても楽しみにしています。

 と言うのも、この車両、新しくてピカピカであるうえに、何より座席に一工夫してあるのです。
7人掛けの長めのシート部分は、以前は皆が少しずつ間隔をあけすぎて、結局は6人しか座れていないことが多くありました。
それに比べ新車両は中央に縦の手すりが設置され、4人分と3人分に分かれているので幅が均等に座れるようになっており、なおかつ座席に一人分ずつのくぼみもあるため自然と7人がきちんと座れるようにできています。

 座席を工夫するだけで今までなかなか改善しなかったことが、意識せず自然とできるようになっているので、乗客皆気分がよく乗れるようになりました。
この様子を見ていると何事にも適切な改善手段があるのだと感じられます。
逐一こうして欲しいと言うよりも、相手が自然とそうしたくなるような環境を整えることで要求を適えるということは、両者にとって理想的な形です。
イソップ童話で、北風と太陽が旅人の上着を脱がす競争で、北風が上着を吹き飛ばそうとしても駄目だったものが太陽が暖かく照らしたら旅人は自発的にすんなり脱いだという話と重なります。

 これから年末調整、確定申告のシーズンに突入し、資料集めなどお客様にご協力をお願いすることが多くなります。
事前準備をしっかりこちらで重ねて、お客様に二度手間等のストレスが無いよう心がけたいと思っておりますので宜しくお願いいたします。

by 加藤

手にとってもらう工夫

 先日テレビで、最近注目のお豆腐メーカーの成功の秘密を放送していました。
そのメーカーはお豆腐の味が美味しいのはもちろん、パッケージに工夫をし、売上を伸ばしているのだそうです。
パッケージにはお豆腐の種類によって、その特徴を活かして調理されたお豆腐の写真が、美味しそうに印刷されていました。
これはスーパー側がアイディアを持ち込んで実現したそうです。

 そういえば最近のスーパーでは、昔からある「試食販売」に加え、今夜のおかずの提案ということで、売り場を工夫してその料理の具材や調味料を一か所にまとめていたり、レシピも一緒に配っていたりします。
料理初心者の私にとってはとてもありがたいことで、スーパー側の企画に喜んで乗っかっています。

 スーパーに限らず、出版業界ではケーキの作り方の本にケーキを焼くときの型がセットになっている本がヒットしていたりと、「商品と使い方のアイディアのセット」という売り方をすると、消費者も手にとりやすいのかなと感じています。
メーカーではHP等で自社商品の使い方についてのアイディア募集も行っていたりして、インターネットの普及により、消費者との双方向のアイディアのやりとりも進んでいます。

 商品そのものをより良いものにしていくのはもちろん、消費者側の目線で売り方やパッケージを工夫して、アイディア勝負でファンを増やそうという努力には頭が下がります。

by 加藤

相談の仕方、相談の受け方

 最近気になっているのが、上手な相談の仕方、上手な相談の受け方です。
話し上手、聞き上手ということは頻繁に話題にもなりますし、テレビや書籍等でも目にする機会は多いのですが、今私が身につけたいと思っている能力は上手に相談できる、上手に相談を受けるということです。
話し上手聞き上手が相手とのコミュニケーションとしての会話を重視する一方、相談というものは会話というよりは相手の要望そのものを理解しなければなりません。

 私の上司は長年相談業務に力を入れている分、さすがにこの能力に長けていて、その技術を盗みたいとは思っているのですが、なかなか難しいのです。

 上手な相談の仕方というのは、まずは自分のそもそもの目的を最初に話すことだと思っています。
「こうしたらどうか」とか、「こっちとそっちではどちらが良いか」という事ではなくて、最終的な着地地点を相談相手に伝えることです。
税務の場面で例をあげると、「土地を贈与するといくらかかるの?」と相談するよりは、「相続時にそなえて節税がしたい」とか「家を継ぐ息子になるべく多めに財産を分け与えたい」といった「目的」を最初に伝えてもらった方が最良の選択肢をしめすことができます。

 逆に考えると相談の受け方の上手さというのは、相手の根本的な問題をいかに引き出せるかと言えるでしょう。
相談してきてくれた相手が、何を求めているのかを正確につかめる、もしくはさらに根底にある目的を一緒に探せるというのが、良き相談相手というものだと思います。

 単純に言ってしまえば相手の身になって考えるということなので、本当は気持ちの部分が大きいのかもしれませんが、具体的な言葉選びや話術も上達できるよう、周りの人を見習いたいと思います。

by 加藤

整理整頓

 家の中をスッキリさせようと、最近は週末になると必死に掃除をしています。
まだまだ暑い日が続いていますのであまり大改造には向かない季節ですが、思い立ったが吉日、細かいところをちょくちょく頑張っています。
その様子を横で見ていた父曰く、整理整頓の意味を理解したほうがよいとのことだったので、あらためて「整理・整頓」について調べてみました。

色々書いてありましたが、一番シンプルで私にしっくりきたのは「トヨタのカイゼン」でよく言われている言葉でした。

・整理 要るものと要らないもの分けて要らないもの捨てる

・整頓 要るものをいつでも取り出せるようにする

なるほど一言で奥深い。。。
どうやら私は整頓の前に整理、すなわち捨てることが必要だということが分かりました。

 便利なものでネットで整理整頓、収納といった言葉で検索すると、山ほど実例がでてアイディアには事欠きません。
どれだけ世の中の人がこの件で悩まされているかが分かりますね。
さて整理整頓の意味を理解したら、後は具体的な方法であればあるほど、とっかかりやすく、やる気もでるというものです。
とりあえず私が試してみたことは、あらゆるサンプル品をその場でどんどん使いきってしまうことでした。
特に女性ならお分かりになる人も多いと思いますが、化粧品のサンプルなどは旅行の時に使おうととっておくと、あっという間に山となってしまいます。
そのうち古くなって…ということを繰り返していましたが、とにかくドンドンその場で使用してしまうことにしました。
そうしているうちに気がついたのですが、そもそももったいないから使わないでとっておくという発想が、無理やりにでもその場で使っているうちに使わなければもったいないという気持ちに変わることができたようです。
サンプルに限らず他の大事にとってあるような物も、どんどん使ってしまった方が有効活用だという意識がやっと芽生えてきました。

 次にとりかかったのは紙類の整理です。
私は思い出のものは捨てずに片っ端からとっておく性分だったので、旅行の行程表や入場券などが溜まりに溜まっていました。
そこで現物をとっておく必要がないものは、デジタルカメラで撮影しデータで残すことにしました。
そうすることで思い立った時にすぐ見ることができるし、綺麗なままで保存ができます。

 一通り整理が終われば、後はその都度増えたものを仕分けすれば良いので、今はとりあえずその状態を目指しています。
まだまだ整頓までは長い道のりですが、やれる範囲でシンプルな生活を目指したいと思います。

by 加藤

ゲゲゲの女房に学ぶ我慢強さ

 NHKで放送中の朝の連続ドラマ小説「ゲゲゲの女房」にハマっています。
朝8時からの放送なので時間的にオンエアーでは見ることはできないのですが、録画をして後日かかさず見るほどです。
この作品は「ゲゲゲの鬼太郎」の作者である水木しげるさんの奥さん“布枝さん”の半生をつづった自伝をドラマ化したものです。

 水木しげるさん夫婦はお見合いをして五日後には結婚というスピード婚で、今の世の中では考えられない、恋人期間ゼロで夫婦生活が始まっています。
結婚してから初めて水木しげるさんの厳しい経済状況、個性的な人柄を知り、戸惑いながらも一生懸命夫に尽くしていこうとうする布枝さんの姿を見ていると、私の年代の感覚と私の祖父母の世代である布枝さんの感覚はだいぶ開きがあると感じました。
思い描いていた素敵な新婚生活とは180度違う生活に順応していこうとする決意が、どこから沸いてくるのかドラマを見ていても不思議に思ってしまいます。
私だったらすぐに逃げ出したくなるような状況にあるにもかかわらず、奥さんそういった発想は全くないのも驚きです。

 布枝さん自身のお人柄もあるのでしょうが、傾向としてこの年代の方達は我慢強く、与えられた環境下で頑張ろうとする一方、私達の年代はどちらかというと、今ある環境が合わないと感じたら、環境そのものを変えようとする人が多いのかもしれません。
それぞれ個々人の差はあれど年代によって考え方や生き方は変わってくるのでしょうね。
我慢強さの差というと、近年、20代の離職率の高さが問題になっていますが、そもそもの考え方の違い、我慢する事への美徳観の差とも言えるような気がします。
自分に合わない環境にしがみついていても時間がもったいないと考えるか、一度決めたことは最後まで貫き通そうとするかは、それぞれに言い分があるでしょう。
どちらが良いとか有利か、などとは考えるつもりはありませんが、様々な世代の方の意見や生き方を見聞きすることで自分自身の考え方に幅が出てくればよいと、昭和が舞台であるドラマを楽しみながらそんな事を思うようになりました。

by 加藤

働く人全員にとって良い環境である職場を目指して

 石田会計では現在パートさんを募集しております。

 パートさんについては人材の要否から、どういった人が必要で、どういった働き方をしてもらいたいかということも、従業員の皆で話し合いをして決定しています。

そこで最初のうちは皆で何をパートさんにお願いしたいかと言うような事を、自分たちの希望としてそれぞれであげて話しを進めていました。

 しかしながら石田会計では、所長だけでなく、所員全員が経営者感覚を持つことが求められます。

経営者的視点でという事になるとこういった進め方はそぐわないでしょう。

目先の事だけにとらわれず、どういった事務所にしていきたいかを考えて採用というものを決めるべきだということに途中で気がつきました。

今どういった能力をもった人を採用すると、事務所全体としてバランスがとれるのか、ただ自分たちが楽をするためにパートさんをお願いするという考え方をしていなかったかを反省しました。

もともと所長の石田は働く人全員、もちろんパートさんにとっても公私ともに良い環境を作りたいということで独立したのだそうです。

その理念は私たち皆が賛同していて、そもそもそういった職場環境に魅かれて、石田会計に集まってきたはずでした。

そういった訳で再度話し合いを重ねてきました。

今パートさんに求めるものの第一条件は、私達と一緒に成長をしたいと思ってくれる人です。

会計に興味を持ち、向上心をもって頑張りたいという方を探しています。

また事務所に新しい知識を持ち込んでくれるような異業種からの方も大歓迎です。

特に、パソコンに詳しかったり、登記業務、社会保険業務に携わっていた方が加わってくれればと思っています。

今までの知識を石田会計で活かしつつ、さらに会計の分野を勉強してみようという人が応募して下されば嬉しいと思っています。

by 加藤

バリューエンジニアリング

 先日たまたまつけたテレビ番組で興味深い企画を放送していました。
ある番組内で「改善士」という肩書きの横田尚哉さんを追うというものだったのですが、寝る前に少しだけテレビを見るはずがつい見入ってしまうほど、横田さんの話は目から鱗でしたので、私の自身の心に留めておくためにもここで紹介したいと思います。

 横田さんは建設コンサル会社の社員でバリューエンジニアリング(VE)という技術でコンサルティングを行ったり、またこの技術の講演等をして普及活動をされたりしています。VEはファンクショナルアプローチ法という手法を使う問題解決を助ける管理技術で、

全ての形には役割がある
全ての動きには働きがある
全ての行いには意図がある

といったふうに一度ファンクション(機能、効用、意図)に置き換えてから問題解決を試みるものです。

身の回りで言えば
・ホワイトボードのマーカーのお尻が丸くなっているのは縦置きにするとペン先が乾いてしまうからというよう  に、物の形には意味がある。
・割り箸の箸袋は箸先を清潔に保つだけだったらもっと小さくても良いのではないか?しかし駅弁の割り箸は落下 を防がなければならないので箸全体を包む必要がでてくるな。
 こんなふうに考えていくと改善や工夫はいくらでも転がっているそうです。

 大学に招かれ特別授業を行う際、横田さんは学生に課題を与えていました。
「〇〇は〇〇を〇〇するモノ」
身の回りのものを機能や役割で考える訓練です。
例えばメガネは視力を補うためのモノというように、身の回りのものを機能や役割で考えるくせをつけることで「これはいらないかもしれない」「形を変えてもいいかもしれない」といった改善策を導き出せるのです。

 横田さんはVEを使って公共事業の見直しなどを行っているのですが、建設業でのみ使える技術ではなく全てのサービスや製品に対して応用できるようです。
ひょっとしたら建設業や製造業の方には既に一般的な考え方なのかもしれませんが私にとってはとても新鮮な話で日常生活でも活かせそうでしたので頭の片隅に置いておきたいと思います。

by 加藤