活気ある商店街へ

地元の商店街が企画する「はしご酒」というイベントに友人達と参加してきました。

これは3,000円で5枚つづりのチケットを買うと、参加店で1枚のチケットにつき飲み物と食べ物が一つずつ出てくるというものです。
普段よりもずっとリーズナブルな価格で楽しめるので大好評で、今回で第六弾のイベントのようです。
お店にとっては、通常の営業よりお客の回転が早い分、手間がかかるという面を差し引いても、新規のお客さんを呼び込めるというメリットは大きいようです。
一見入りにくい店構えのお店や、外から雰囲気の分かりにくいお店の経営者にとってはまたとないチャンスです。
私は今の地域に引っ越してから間もないので、近所のお店の様子がまだ分からず、こういったイベントはまさに私にぴったりの企画です。
日程は指定日の二日間ですが、その間に使いきれなかったチケットは商店街で金券として使えるということもあり、気軽に参加することができました。
はしご酒の日は、街を歩く人もいつもより多く、賑わっていて、町おこしの効果が見てとれました。

こういった「はしご酒」を推奨して地域興しをするイベントは全国各地で行われていて、先日も名古屋で「鯱(しゃち)コン」という名で開催されていました。
こちらは商店街主催の大規模合コンで、一定金額で何軒ものお店を飲み放題食べ放題で「はしご」できるようでした。

お店にとってもお客さんにとっても嬉しい、アイディア溢れるイベントが、今後も続けばいいと願っています。

by 加藤

読めても書けない

パソコンで文章を書くようになってから、読めても書くことができない漢字が増えた
という話はよく耳にします。

 私もその一人で、人前で漢字を書く場面で冷や汗をかくことが度々あることから、
何とかしなければと考えていました。

 あらためて漢字の勉強をするというとなかなか億劫になってしまいますので、
とりあえず通勤電車の中で吊り広告を眺めることから始めてみました。
もちろんただ眺めているだけだと意味はありません。
そこで漢字の一つ一つを頭の中で書くようにしてみると、
思っている以上に読めても書けない漢字が多いことに気付かされます。
先ほど使用した「億劫」も、パソコンでは変換キーを押せばすぐ出てくるので問題はないのですが、
いざ自分で書こうと思うと、さてどんな漢字だったかなと一呼吸置いてしまいます。
電車の中に限らず、街中を歩いていると看板や標識が溢れています。
それを意識して読んでいると漢字の知識も増えることはもちろん、
普段いかに様々な情報を右から左に流していたかが分かります。
情報を目にすることと頭に入れることの違いというものを実感させられました。

 難しい漢字を机の前に座って勉強する方法もあるかもしれませんが、
日常目にしている漢字を意識して頭に入れるだけでも少しは効果があるのではないかと期待しています。

by 加藤

マイナンバー制度

年末調整が終わって一息つく間もなく、会計事務所では給与支払報告書(源泉徴収票)を
各自治体に送るという仕事に追われます。
給与支払報告書は個人の市町村税を計算する元になるものですが、
給与を受給する人の住む市町村にそれぞれ発送をするというなんとも原始的な作業です。
これを受け取った地方自治体も、ここから人別に選り分けて
(人によっては複数の職場からの給与があるので、何枚も送られてきます)
計算をしていると思うと人手は大変なものでしょう。

 これを効率よく管理するような方法が今後出てきたりはしないのかと調べていると、
共通番号制度の話が出ていました。
どうやら私が知らないだけで、だいぶ昔から、税金や社会保障制度に共通番号をつけて
管理する話が浮かんでは消えということを繰り返しているようです。
昨年には公募によりこの番号の名称を「マイナンバー」に決定したようです。
ずっと長い間議論が続いてきた制度ですが、昨年末のニュースを見ると、
共通番号制度(マイナンバー)の整備費が政府予算案に計上されるとあったので
近い未来に実現するのかもしれません。

 個人情報の管理の難しさはあるかと思いますが、昨年の震災時の社会保障の混乱等を見ると、
一律管理することのメリットも大きいのではないかなと感じています。

by 加藤

新年のごあいさつ

昨年末に結婚し、新たな生活がスタートしました。
生活が一変したことにより、物の見方、価値観等が以前とは少し違ってきていることを実感しています。
税務の面でも今までとは違った視点、立場から見ることになり、勉強したいと思うもの、
興味を引かれる事の範囲が広がってきました。
通勤距離が少し長くなった分、電車内での時間を読書や勉強の時間にあてることができそうなので、
時間の有効活用をできたらと思います。

by 加藤

年末調整

今年も年末調整の季節がやってきました。

 皆さんも保険の控除証明書を集めたり、色々と準備を進めて頂いていると思います。
保険の控除も大切ですが特に間違いが多いのが扶養控除です。

 扶養控除を受けるためには「扶養控除等(異動)申告書」という用紙への記入が必要です。
こちらに記入漏れや間違いがあると税金が多く計算されてしまったり、 また後日、
「是正」といって訂正の連絡が税務署から入り、修正の書類とともに追加の税金を納めなければならなくなります。
例えば、扶養控除できると思っていたお子さんが、アルバイトで103万円以上お給料をもらっていて、知らない間にお父さんの扶養から外れてしまっていたというのはよくある話です。
他にも老人ホームに入居していて、住民票がホームになっている親御さんの分まで「同居老親」として控除を受けてしまい、 訂正となったり、逆に寡婦控除を受けられるはずの方が、記入がなければ余分に税金がかかるといった事も考えられます。

「扶養控除等(異動)申告書」については、書き方をご説明したものを石田会計ニュースと一緒にお届けしています。
年末のこの機会に是非ご自身やご家族の状況をあらためて確認をして頂ければと思います。

by 加藤

グループウエア

 石田会計ではサイボウズというグループウエアを以前から使用しています。

 グループウエアとは、パソコンを使ってネットワーク上で社内情報の共有やコミュニケーションを図るソフトです。
私達はスケジュール管理や共有設備(車や会議室etc.)の予約、ファイルの共有や掲示板上でのディスカッションをこのソフトで行っていて、今や欠かすことの出来ないツールとなっています。

 私は今まで、こういったソフトを使用したことはなかったので、石田会計に入所した当初、あまりの便利さに感動したものです。
電話の取り次ぎ一つとっても、アナログな管理ですと、その人の在席状況を把握するのも不便ですし、メモを残すために席をいちいち立たなければなりません。
今は各人のスケジュールはリアルタイムで確認できますし、電話の伝言メモを残すにしてもグループウエアの機能でメールを送れば済むので効率性は比べ物になりません。
携帯電話でも使用できますので外出先でも事務所の状況が分かりますし、必要な情報をすぐ取り出せます。
また過去のデータ、例えばスケジュールや掲示板上での議論も遡って確認できることで、新しく入所してきた人も情報を共有しやすいという利点もあるようです。
石田会計のような人数が多くない職場でもこれだけメリットがもたらされているので、何箇所にもフロアが分かれていたり、もっと大人数の企業ではさらに力を発揮するのではないでしょうか。
価格も石田会計の場合で年間8万円程、人数や機能によってはもっと安いプランもあるようですし、コストパフォーマンスが良いのも魅力です。

 些細な作業に時間をとられずにすむことは結果として事務所自体のコストパフォーマンスを上げることにもつながりますし、効率良く仕事ができる環境が整っていることはとてもありがたいです。

by 加藤

席替え効果

 石田会計事務所では年に数回席替えが実施されます。
今回は事務所のメンバーが増えたことによる席替えですが、特段理由が無いときであっても年に数回、席替えとなります。
資料やパソコンの移動は大変な面もありますが、この機会に普段掃除が行き届かない所を綺麗にしたり、気分転換になる以外にもメリットはいくつかあったりします。

 今回の席替えは新スタッフが私の席の隣になりました。
今まで他の事務所に勤務していた彼女の仕事のやり方からは、学ぶことが多くありそうですし、他のスタッフが彼女に仕事を引き継いでいる様子を聞いていると、あらためて自分の仕事の方法と比べることもできます。
会計事務所で作成している書類というのはお客様にお渡ししているものが全てではなく、当然ながらその後ろに膨大な裏づけ資料や途中経過の計算書類があります。
それらの資料の作成方法や保管・整理方法は効率良い仕事をするには重要な要素であり、この機会に他のスタッフから学ぶつもりです。

 新たな効率化のアイディアを生み出すのはなかなか難しいのですが、人の仕事のいいところを盗むチャンスが増えるので、ちゃっかり者の私には席替えのメリットは大いにありそうな予感です。

by 加藤

キャラクター化

 毎日の電車通勤のなかで周りの人を見ていてに気がついたのは、かなりの確率でキャラクターグッズを人々が身につけているということです。
意識して見てみると、子供たちや学生に限らず、大人もキャラクターを様々な形で持っていました。
考えてみると動物や乗り物、お天気マークまでも擬人化されキャラクターとして可愛らしい形をして生活に溶け込んでいます。 定期券にでさえキャラクターがついているので、自分であえてグッズを購入していない人でも、いつの間にか持っているということになります。

 キャラクターというと私が子供の頃、父の仕事の関係で外国の方を家に招待した時の事を思い出します。
会話の中で、「蛸(タコ)」を説明する際、絵を描いてみたのですが全く蛸と認識してもらえなかったということがありました。
私の描いた蛸は赤くて頭が丸く、口がひょっとこのように突き出ていて足が八本、日本人なら誰もがソレが何であるか認識できるものです。(よくたこ焼き屋さんにあるような絵です)
やっと蛸であると通じた時に、相手の外国の方が描いてくれた蛸は、茶色で頭が小さい代わりに、足が長くかかれたとてもリアルなもので 、その時に初めて、自分の頭に想像していた蛸は擬人化された、キャラクター化されているものだということに気づきました。
知らぬ間にキャラクター化されたものが自分の中での蛸の認識になっている事に気づいた時の驚きを今でも良く覚えています。

 日本ではキャラクターグッズが溢れているということは周知の事実ですが、商品にキャラクターが付くということに留まらず、生活のあらゆる部分に潜り込んだ結果、人の意識の中までキャラクター化が進んでいるというのは、文化として根付いている何よりの証拠だと感じました。

by 加藤

舞台鑑賞

 以前から興味のあった「劇団四季」のミュージカルに職場の同僚と行ってきました。

 舞台を観るということ自体、私にはほぼ初めての体験であり、
生の観劇ならではの会場の一体感に興奮しつつ、
テレビや映画といった「映像」を鑑賞するものとの違いを知ることができました。

 場面の切り取り方、見るポイントが製作サイドによってある程度作られた映画やテレビと違い、
舞台は観客それぞれが自分なりの注目の仕方やポイントを絞って観られることが、
大きな差であると感じます。
自分なりの楽しみ方の幅があるという点では、本と漫画の違いに似ているのかもしれません。
想像力を駆使して楽しむ本と、絵により具体的な指示があり受身な刺激の漫画を比較した時、
同じストーリーでも感じることは異なるというのは、多くの方が実感していることかと思います。
日常生活においても、場面の切り取り方やどの人に感情移入するするかを意識的に変えてみれば、
いつもと全く違った世界が広がってくるかもしれません。

 会場にはミュージカルを楽しむ子ども達も多くみられ、
こういった自分なりの感動を得られるものを、小さな頃から親しむ習慣があるのは素敵だなと、
大人になってから観劇デビューした私は少し羨ましく思いました。

by 加藤

震災を機に改善点を見つける

 ニュージーランドに続き日本国内でも地震が相次ぎ不安な日々を送っています。

 ニュージーランド政府の会見を見ていて気づいたのは、記者会見の場に手話通訳者の方もいたことです。
この時に初めてニュージーランドでは「ニュージーランド手話」が公用語として認められていることを知りました。

 進んでいるなと感心していた矢先に日本国内で震災が起きました。
日本でも、今回の地震での会見で手話通訳の方が時々は映っていらっしゃいますが、きっとこういった非常時は障がいのある方は他の方よりも情報が少なく不安な気持ちでお過ごしだろうなと思うとますます心が痛みます。
計画停電の報道も「エリアの詳細は東京電力のHPをご覧下さい」とテレビでアナウンサーが伝えるたびに、インターネットを使えない方はどうするのだろう、目が見えない人は音声だけで今の状況をどう捕らえているのだろうと様々な事を考えてしまいます。
私の兄弟もハンディキャップがあるので、災害時の対応は日ごろから不安要素であり、またこのような思いを抱えている方は少なくないのではないでしょうか。

 これを機に「情報弱者」といった人たちがなるべく生まれないような対応策を考えてもらいたいと願うと同時に、災害に備えて、食料の他にも情報や連絡の手段も考えておかなければと痛感いたしました。

by 加藤