「直感力」を磨く

『常に素早い決断をするためには「直感力」が大事になってくる。「直感力」は日頃からありとあらゆることを考え抜き世の中の動きを肌で感じ、どちらの方向に歩んでいるのかを理解する大局観をもつことが大切である。』とある経営者の方がおっしゃっている文章を読みました。

その経営者の方は、「コンビニに生鮮食品を扱う」ということを数年前に提案したそうです。今となってはコンビニに生鮮食品が置かれていることは当たり前の感覚になっていると思います。しかしその当時は周りに反対されたそうです。しかしこの社長は、「今後高齢化が進み、近所のコンビニで日常の買い物をする人が増える」という流れを読んだ上でのひらめきだったそうです。

私もささいなことですが壁にぶつかり、考え抜いてハッとひらめくことがあります。今まで自分がどういった時にその状態になったのかを振り返って考えてみると、何もない0の状態からひらめいていたのではなく、どこかで少しでも向き合ったことがあったからのように思います。後から考えると自分が想定していないところで結びついていたことも少なくありません。

そう考えると日頃からいろんなことと真剣に向き合うことはやはり大切だと思います。この経営者の方がおっしゃるように世の中の動きを肌で感じられるように、様々なことに興味を持ち向き合っていきたいです。

by石原

今年の抱負

昨年度は私にとって様々なことを経験することが出来た一年でした。
 今年はお客様が求めているものをより強く意識し、何のために行っているのかという目的をしっかりもって仕事に励んでいきたいと思います。現状に満足せず時には立ち止まって、今やっていることが本当にベストなことなのか客観的に物事を見るよう努力していきたいと思っています。
 そして仕事だけでなくプライベートにおいて始めた習い事も何のために通っているのかをしっかり意識して続けていきたいです。くれぐれも作業をすること、通っていることに満足せず、一日一日を大切に過ごしたいと思います。

by石原

褒めあう

私は学生時代にAIESECという海外インターンシップを運営するNPO法人の団体に所属しておりました。毎週のミーティング時間の中でメンバーとの仲を深める時間として簡単なゲームをしていました。その中で印象的だったゲームが人を褒めあうというゲームです。

 このゲームはまず、メンバーそれぞれの良いと思うところを好きなだけ書き上げます。そして、各メンバーについて書いたことを読み上げ、誰のことを指しているかみんなで推測します。そして自分のことだと思った人が自己申告で名乗り出るというシンプルなゲームです。

 人を褒めたり、褒められたりする機会が私自身あまりないので、このゲームは照れくささでいっぱいでした。ですが、やはり人から褒められるということはなんだか嬉しく、活動を一緒に行う機会が少ないメンバーから褒められると、「そんな風に見てくれてたんだ!」という新たな発見もいっぱいでした。皆照れくさそうでしたが、すごく雰囲気が良くなり、メンバーとの距離感が縮まったことを今でもよく覚えています。当時は全然意識していなかったのですが、褒めあうに限らず相手を認め合うということに組織としてのプラス効果が理論的にあるようです。

 皆様はストロークという言葉をご存知でしょうか。ストロークとは「相手を認めること」です。そして、心のごちそうとも言われているそうです。簡単に言うと「自分が投げかけた言葉、表情に周囲が影響を受けて、やがて自分のところにも返ってきて人生に大きな影響をあたえる」というものです。なので、プラスの言葉を発することでプラスの連鎖が生まれ、より良い方向に進むそうです。逆にマイナスの言葉を発すると、マイナスの連鎖になってしまうというものです。
 
 最近この話を知り、すぐにこのゲームを思い出しました。これからも日頃からプラスの言葉を発していくということを大切にしようと思いました。

by石原

すきま時間の利用

最近、通勤時間などのすきま時間を利用して本を読んだり、英会話のCDを聴いています。受験時代はすきま時間も勉強時間にあてていましたが、仕事を始めてからはなんとなく過ごしていることが多々ありました。

すきま時間を意識的に利用するようにしてから、時間を有効に利用しているという充実感を味わうことができ、仕事においてもプライベートにおいてもメリハリ感がでてきています。そして、充実感が味わうことができるからか、通勤時間などの移動時間だけでなく、少しでも空いた時間があれば「何かをしよう」という思いにまでなりました。もちろん義務的に思っているのではなく、「やりたい」という思いからです。無理をせず、能動的に取り組むため、楽しく過ごすことが出来ます。

まとまった時間をとることは難しくても5分もあれば立派なすきま時間になります。私は以前より少なくとも累計で一日1時間は有効に時間を使うようになりました。一日のすきま時間を1時間としてみると1年間で365時間にもなります。小さいことの積み重ねは大きいと思ってはいましたが、改めて数字にしてみるとすきま時間をぼーっとしていてはもったいないという思いになります。

「社会人は時間がない」といいますが、時間がないからこそ時間を大切に使おうという意識がでるので、いろんなことに挑戦できるように感じます。これからもすきま時間を楽しく過ごし、いろんなことに取り組んでいこうと思います。

 皆さんはすきま時間、どのように過ごされていますか?

by石原

世界のさまざまな税金

 最近たばこの値上げの話題をよく耳にします。たばこの値上げについては賛否両論あると思いますが、これに関連して世界でも意外なものに税金がかけられているということをニュースで取り上げられていて興味深かったのでご紹介いたします。

ポテトチップス税…2011年9月よりハンガリー国で施行。男性4人に1人が肥満と言われているハンガリーの肥満対策としてポテトチップスを含むスナック菓子や清涼飲料水などに課税されます。

渋滞税…2003年2月よりイギリスで施行。ロンドン中心部の渋滞が多いエリアに自家用車(電気自動車や排ガスの規制をクリアした環境にやさしい車を除く)で乗り入れる際に1日8ポンド課税されます。
これは渋滞緩和と公共交通機関利用の促進を目的とされています。

このほかにもフランスではチョコレートの加工(チョコレートケーキなど)に対して課税されているようです。この制度も健康維持を目的としているそうです。

また、現在は廃止されていますが、ロシアでは国民のイメージを一新するためにひげ税という制度があり、税額は身分階級によって異なったそうです。しかし、ひげは男性の強さや生命の象徴とされていて、ひげに対して課税されることになってもひげを剃らない者もいたそうです。それにしても、ひげに対して税金をかけるなんてすごいですね。

 現在は、財源確保のため増税についてよく取り上げられていますが、本来の目的は私たちの生活を充実させるためにあると思います。健康促進にもなり、財源確保にもつながるのであればいいような気もしますが、生産している企業側にとっては売上が減り、従業員に対して思うように対価を支払えないという状態も生じうるかもしれません。全ての方面から優れた徴収の仕方というのは難しいとか思いますが、その中から最良の選択がされるといいなと思います。

by石原

100万円得するより、100万円失う方が怖い?

先日、株式投資のお話を聞く機会がありました。そこで「株式投資は当然儲けるために投資をするが、現状損をしている人が多い」という話を耳にしました。今の経済情勢を考えればそうかもしれませんが、経済情勢だけでなく人の心理もそこには深く関連しているようです。

プロスペクト理論という考え方をご存知でしょうか?
プロスペクト理論とは大まかにいうと、人は得する喜びよりも損するショックのほうが大きいという考え方です。
具体例で説明してみます。
例えば…
ア.確実に10万円もらえる
イ.確率50%で20万円もらえるが、確率50%で何ももらえない

という選択肢があるなら皆さんはどちらを選択しますか?
この場合アを選択する人が多いそうです。

では、次の場合はどうでしょうか?
ア.確実に10万円失う。
イ.確率50%で何も失わないが、確率50%で20万円失う。

この場合イを選択する人が多いそうです。

ちなみに私は多数派です。このようにアとイのどちらの選択肢も期待値は同じであるにも関わらず、人は得をする選択については無難な選択をし、損をする選択についてはハイリスクな選択をするというのがプロスペクト理論の考え方です。
株式投資をする際もこの心理が働きます。つまり、式投資で100万円得する喜びよりも100万円損したショックの方が大きく感じる人が多いそうです。例えば現在、損をしていても、損が確定するのは嫌だからもう少し待とう…などと損から避ける行動をとった結果、現在よりも損失が大きくなってしまうのはよくある話だそうです。

私も、株式投資ではないですが、損を避けようとした結果、損をしてしまうといった経験はあるので、本能によるものだったんだなと思いました(笑)

by石原

多面的に

 

先日、補修所で経営分析の講義を聴講しました。補修所というのは公認会計士試験合格者が修了試験を受けるために通う学校のようなものです。その講義の中で手許流動性比率の話が出てきました。手許流動性比率というのは、手許準備金の余裕度であり、現預金プラス有価証券を1か月あたりの売上で割ったもので表せます。 

 

この比率が高いと、資金がたくさんあるということで、安全性の面からは良いとされています。しかし、資金をたくさん所有していたとしても、それだけでは利益を生み出さず、資金を運用していないという見方にもとることができます。つまり設備投資等の戦略をしておらず、将来性の戦略に不安があるという考え方にも捉えられます。

 

財務数値から経営状態が把握しきれるわけではないので一概にはいえないのですが、このように一つの指標をとっても見方によって捉え方が180度変わることに興味深さを覚えました。

 

これに限ったことではないのですが、一つのことを多面的に捉えるというのはやはり大切だなと思いました。私も日ごろから、一つの答えを導く際に、ここが変化するとどうなるかなどと複数の面から考えるように心がけています。そうすることで、新たな発見もでてきます。

講義を聴き改めて多面的に物事を捉えることの大切さを感じ、これからも多方面からアプローチできるよう努力しようと思います。

by石原

考え続けること

 石田会計に入所して毎日パソコンと向き合っています。学生時代までは、レポートなどで必要な時に利用するという感じで、操作に困ったときも自己流で対処していました。そのため、例えばエクセルやワードで○○したい!と思った時にどこの機能を使えばいいかわからず、たくさんの時間を費やしてしまうことが度々ありました。

 仕事でパソコンを多用することもあり、もっと効率的に作業したいと思い、時間があるときにパソコン教室に通うことに決めました。
通うたびに、初めて知ることや、同じ目的を達成するのに他の方法があるなど、新しい発見の連続です。今までいかに自分のパソコンの利用の仕方に無駄が多かったかを感じています。

 そして、パソコンに限らず、いろんな場面で知らず知らずのうちに非効率なことをしているんだろうなということを感じました。 それとともに、どんなことでも新しい方法を発見することにはやはり面白さを感じます。

 ついつい、自分の慣れた方法があるとそれに満足してしまうことがありますが、たとえ問題を感じていなくても常に現状に満足せず、改善策を考え続けることが大切であると改めて感じました。これからも、現状よりさらによくなる方法を常に意識しながら仕事に励もうと思いました。

by 石原

バランスよく

 先日、新聞で、人間を植物に例えている記事を読みました。その記事で、顔には植物と同じ名前の器官があることを知りました。例えば、目は芽であり、鼻は花であり、歯は葉であり、耳が実であるといったように…言われてみれば確かに同じだなぁと思いました。

この記事を読み、以前、お城に行ったときにもらった絵葉書にかかれてあった「花があるのは根のおかげ」という言葉を思い出しました。私は、根が人間の心にあたるのではないかと考えています。人間も心を充実させることで、活動するための原動力になってくると思います。そのためにはやはり偏りなくバランスよく生きることが大切のように感じます。

仕事を始めて2ヶ月、新しいことを一つずつ覚え、充実した毎日を送り、休みの日には友人と会ったりなどしてリフレッシュするといった日々を送っています。私の中でバランスがとれてないなぁと感じるところは運動です。

通勤には自転車を利用したり、エレベーターではなく、階段を利用してみたりなど多少なりとも運動は意識しているのですが、どうしても運動不足を感じています。もう少し落ち着いたら、自分の生活の中にジムに通ったり、ヨガをやるなど、運動時間を取り入れ、バランスよく、より充実した日々を送りたいなと思う今日この頃です。

by石原

よろしくお願いいたします

 4月から入所することになりました石原めぐみです。

 私は昨年の11月に公認会計士試験に合格し、石田会計に入所することになりました。

 受験勉強をしていた頃は、膨大な試験範囲をいかに効率的に勉強するかということを
常に意識していましたが、最後まで課題でもありました。私は全てにおいて全力で取り組みたいと
思ってしまうところがあるのですが、限られた時間の中でそれを行うには無理がありました。
受験勉強を通して、最大の効果を生み出すためには、全てにおいて全力で取り組むことではなく、
自分の中で優先順位を見極め、メリハリをつけて取り組むことであるということを学びました。

 これは仕事に対しても大切なことではないかと感じています。お客様が求めているものを見極め、
提供するために時間をどう使うかが大切になってくると思います。まだ、入所したばかりですが、
常に意識し取り組んでいくことで、お客様に満足いただけるよう、精一杯頑張りたいと思います。

 よろしくお願いいたします。

by石原