健康について考える

「健康とは身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態であり、たんに病気あるいは虚弱でないことではない」とWHO(世界保健機関)で定義されています。

異論はなく、まさに定義通りの健康でありたいと思うと共に、多分自分は健康だろう、と思いつつも、もう少し健康になれるような気がする!?・・・とも考えてしまいます。

この定義の健康=幸せとも解釈できるからでしょうか?奥深いのでこの辺で・・・。

 以前は、厚生労働省も35歳以上を中高年とし、高血圧、高血糖値、高コレストロールに起因する病気を「成人病」として、健康管理について企業へ行政指導を行っていました。

 最近では、加齢を意識した「成人病」から生活習慣に起因するものなので「生活習慣病」と名称が変わりました。

生活習慣病+肥満となるとメタボリックシンドローム(愛称:メタボ)といい、3年前ほどから腹囲測定や悪玉コレストロールの血液検査が健康診断項目に増えたのでかなり身近に実感できるようになりましたよね。

 腹囲測定の追加の際、「労働安全面から測定は必要」とする厚生労働省に対し、「おなかの管理は個人責任、体型で採用の選別が起きる」と商工会議所などの企業側の団体が猛反発したそうです。

使用者は労働者の健康状態を把握し、異常な所見があれば適正な措置をとる義務があります。企業側からすれば、検査項目が増えることは、労務管理が増えることと同じですので反対する気持ちもよく分かります。

 笑い話にも思えますが、社会保障情勢を考えると病気の「予防」はかなり重要です。

併せて、うつ病の認知度と共に、メンタルヘルスも大切な健康管理の柱になっており、こちらも企業への行政指導が近年増えているようです。

 

 石田会計では春に定期健康診断を行っております。

 健康に関心の高いスタッフが多く、法令基準を上回る、検査項目の多いコースをベースとし、C型肝炎や婦人科検診などのオプションも希望に応じ受診させていただいております。

私も健康診断前は、自分なりにできる限りの努力をしていい結果(?)をとることができるよう頑張っております。

抜き打ちで受けられるくらい、自己管理できるようになりたいものです(笑)

by 古橋