万が一を念頭に

インフルエンザが大流行しており、“警戒レベル6”などと聞き慣れない言葉が、連日ニュースで報道されています。みなさんの周囲では、いかがでしょうか。

今までインフルエンザというものにかかったことの無かった私は、これだけ報道されていても、なぜか自分は大丈夫だろうという根拠のない自信がありました。しかし、その時は突然やってきました。風邪気味かなと病院へ行くと、「検査の結果、インフルエンザにかかっていますので、治るまで外出禁止です。」と言われてしまったのです。まさか、自分が・・・という驚きと同時に、急に今から外出禁止と言われても・・・と、やり残した仕事のことが頭をよぎります。

 明日やろう、明後日やろう、と段取りしていたことが、仕事の期日とともに頭をめぐり、いつごろ復帰できるのだろうかという不安とでいっぱいです。もっと前倒しで仕事をしておけば、こんな気持ちになることはなかったのになどと、ああしておけばよかった・・・こうしておけばよかった・・・ということばかりが頭を廻ります。どうしても期日のある仕事は、電話で指示を出し、他の人にお願いしたのですが、もっと資料を整理しておけばよかったなどと、さらに不安が増します。

 普段は、明日・明後日が当然あると考えて仕事の段取りをしていましたが、今回の経験を活かし、これからは一日一日の仕事を完結させ、万が一を常に念頭において、行動しなければと思いました。また他の人が見てすぐに分かる資料整理や仕事の整理を心掛けたいと、回復しつつあるベットの中で、そんなことを考えて過ごしました。

by 板谷