事前準備の大切さ

わたしは、旅行に出掛けるときは必ずガイドブックを購入し、しっかりと下調べをします。
それは以前、旅行の添乗員の方から、「旅行の下準備は、その旅行を何倍も価値のあるものにする」という話を聞いたからです。のんびりすることが目的の旅行は別にして、それが観光目的であれば歴史やその地域に関する雑誌などに目を通しておくことで、とても有意義な時間を過ごすことができます。

ところで、石田会計では自己研鑽のひとつとして、興味のある外部研修会があれば参加することができます。
以前のわたしは「研修」というと、講師の方の話を聞きに行くとか、知らないことを教えてもらうという受け身の姿勢だったのですが、その添乗員さんの話を聞いてから、研修にも下準備が必要なのではと気付きました。タイトルから内容を推測したり、事前にレジュメが配布されていれば、予備知識を入れておくことも可能になります。それによって、自分が特に聞きたい部分と概要だけおさえればよい部分がはっきりして、講師の方の話がスムーズに入ってくることが分かりました。
さらに、月に一度くらいのペースで内部研修も実施しており、個人個人が実務上経験した内容を還元したり、興味を持って調べた内容を報告したりと、発表の場としても有意義に利用しております。

研修の予習は、旅行の下準備ほど楽しいものではありませんが、研修中の時間を有意義に過ごすとか何倍も価値あるものにするという点では、どちらも同じであり、うまく活用したいと思いました。

by 板谷

魚のつかみ取り大会

先日、地元で観光客向けに魚のつかみ取り大会があり、もの珍しさも手伝って多くの人で賑わっていました。わたしも、主催者側の手伝い半分・お客さんとしての魚目当て半分ではりきって参加しました。

 網の両端についたつなを引っ張って魚を引上げる「地引網」という方法で行なうのですが、参加した100人超の人が左右の2列に分かれ、魚のたくさん入った網を思い切り引っ張ります。どちらかに力が偏ると、網がゆがんで魚が逃げてしまうため、左右が均等になるように指示を出しながらの作業です。興奮状態の人たちに旗や笛で指示を与えるのは、なかなか大変なもので、思うように言うことを聞いてはくれません。なんとか参加者が疲れすぎず飽きのこないうちに終わらせるようにと、そのタイミングに気を遣いました。

 “少ししか獲れなかったらどうしよう”という心配をよそに、引上げてみると予想以上にたくさんの魚が入っており、みんな喜んでいるだろうと思ったのですが・・・
最近の子供は生きた魚が恐いと言って、つな引きはできても、つかみ取りはできない子が多いようです。つなを引いていたときの、さっきまでの笑顔がすっかり消えていました。なんだか後味の悪い思いをさせてしまって可哀想だったかなと思ったのですが、実物の魚を知らずお刺身が泳いでいると思い込んでいる子供もいるという話を聞いたことがあり、そんな子供にとっては大事な経験だと思いました。

私自身、初めて企画する側の立場に立って参加したのですが、参加者みんなが楽しんでいるかなとか、次の作業がスムーズに流れるようになど、普段は気に留めないようなことに神経を使い、いつもとは違った視点で見ることができました。これからは自分が催しものに参加するときは、主催者側の視点でも見てみると発見があり面白いかもしれないなと思いました。

by 板谷

コヴァチツァ村の人に学ぶ

先日、テレビで海外へのホームステイに関する特集番組で、セルビア共和国にあるコヴァチツァ村が取り上げられており、興味深く見ました。この国は複雑な分離統合の歴史を経て、2006年に建国された新しい国ですが、郊外の村にはいまだに昔ながらの生活習慣が色濃く残っています。広大な農地で野菜やとうもろこしを育て、牛・豚・鶏などの家畜を飼い、自給自足の生活を営んでいました。

「絵にしたくなるような生活」と紹介があったように、普段着の民族衣装は色彩も鮮やかで、農作業にもかわいらしい作業着に着替えて馬車に乗って出掛けたりと、日々の作業や労働を楽しみながら暮らしているのがはっきりと分かりました。
「感謝」という言葉が様々な場面で使われており、うれしいからという理由で何度か涙を流していたのがとても印象的でした。
テレビで見る限りでは、日本に住む私のほうが明らかに便利で進んだ生活をしているにもかかわらず、なぜかコヴァチツァ村の生活が羨ましく感じられました。それはたぶん、私自身が今の便利な生活に慣れてしまっているからかもしれません。

そういえば、もともと海に囲まれた田舎で育った私は、「こんな素敵なところで暮らしているなんて羨ましい。」と言われても、その時はそれほどに思わなかったことをふと思い出しました。その時の私にとっては、それが日常であり、当たり前のことだったのですが・・・。今となっては、逆に田舎の生活に憧れるようになり、わたしもどうやら“都会人”の仲間入りのようです。

 隣の芝生は青く見えるものですが、他と比べる前に良いところを見つける工夫や努力をしなければ・・・と、きれいな農村風景の幸せそうな生活を見ながら、色々な意味で考えさせられる番組でした。

by 板谷

効率をあげて気持ちにゆとりを

先日、雑誌の特集で『時間の使い方』に関する記事を読みました。
その中のひとつに、「忙しくて時間が足りないとき、たいていの人はどうにかして時間を作り出そうとしますが、1日が24時間から48時間に増えることはないので、効率をあげることが最良の方法だ。」とありました。

 効率をあげることが良いということは分かっていても、いざ何をしたらいいのかと考えていたのですが・・・

 最近、自分の活動時間を30分繰り上げてみることにしました。夜、30分寝るのを早める代わりに、朝を30分早く起きるのです。これなら睡眠時間は変わりません。ただ、夜の活動時間が減ったので、今まで夜にしていたことを朝の時間帯にしています。朝は、家を出るまでの時間が限られているので、てきぱきと行動できるようで作業がスムーズに進みます。また夜は、時間が空いてゆっくりできるようになりました。同じ時間の範囲内で、同じことをしているのに、ゆとりの時間が増えたのです。これって効率があがったのかも!と自己満足しています。

 また、ネットスーパーも時々利用するようになりました。重い荷物も玄関先まで届けてくれるし、何より出かける時間と手間が省けるので大変重宝しています。お店によっては店頭より少し値段が高い場合もあり、贅沢かなと感じることもありますが、配達料金だと思えば納得のいく値段です。荷物が届くまでに・・・と、やる気も出て仕事がはかどります。

 体力勝負で片付けるよりも、ひと工夫して気持ちよく片付けるほうが、精神的にも良さそうです。そして、これがまた次の行動への効率化につながるのかもしれないと感じています。

by 板谷

トレンドカラー

「トレンドカラー」という言葉をご存知ですか。

文字通り、流行色のことなのですが、将来のライフスタイルやその時々の自動車の流行・景気の動向など様々な方向から検討・予測し決められるそうです。なんと今年のトレンドカラーは2年も前から決まっているようです。

洋服の販売員をしている友人の話では、「トレンドカラーを聞いて、将来の景気や流行するであろう洋服が分かる。」とのことです。職業柄仕方のないことですが、2・3年先のことが分かってしまうのはつまらなくもあり、寂しいそうです。また、これがぴたっと当たるのがすごいと言っていました。色にはそれぞれの持つイメージがあるので、こんな感じの年になるのかなと想像できてしまうようです。ただ、流行というのは作り出すこともできるので、先行して発表されるトレンドカラーに周囲が染められてしまうのかもしれないとの考え方もあるそうです。

色彩が人の心理状態に与える影響は想像以上に大きいので、明るい流行を作り出してもらえれば、もしかしたら・・・などと安易な考えが浮かんでしまいます。わたし自身も少し真似をさせてもらって、まずは身近なところから、自分自身でのトレンドカラーを発信し、流行を作り出していけたらと思います。明るいカラーで気持ちをコントロールして、前向きな行動ができるよう心掛けたいと思います。

by 板谷

今年の目標

 図形の円すいは、横から見れば三角形です。
誰が見ても三角形ですが、下から見てみると円形に見えます。
いつも決まった方向からしか見ていなかった物事を、上から下から、時には斜めから見ることで違った物に見えてくるのです。

 今年は『いつもと違った視点で物事を見てみる』ということを意識して仕事に取り組みたいと思います。

 一つの問いに対して、「上から見ると○○ですが、下から見たら△△・・・でも□□という考え方もありますよ。」というように。
他の人よりも先に、違った図形が見つけられるよう努力したいと思います。

by 板谷

言葉の選び方

寒さも一層増し、冬本番といった感じです。

 これからさらに忙しくなる会計事務所にとって、この季節の風邪は大敵です。特に昨年大流行したインフルエンザは、できる限りかかりたくないものです。という私も、昨年は流行にのって新型インフルエンザにかかり、安静にしながらも仕事の予定が遅れることにやきもきしていたのを思い出します。

ということで、今年はいつもに増して早々に予防接種を打ってきました。

その際、看護師さんが、「絶対にインフルエンザにかからないというわけではありません。」と言いながら注射をしてくれたことに、わたしは少しの戸惑いを感じました。看護師さんが言ったことは事実であり、もしかしたら患者さんに伝えるようにと病院の中での決まり事になっていたのかもしれませんが、何だか気持ちが下がりました。
「今年はかからないといいですね。」とか「これで他の人よりは、かかりにくくなっているはずですよ。」とか、できれば前向きな言葉がもらえるとうれしかったのですが・・・。

 予防接種は健康な状態の人が受けるため、患者さんとは別のくくりで言葉を選ばれたのかもしれませんが、なんだか注射の効き目が無くなってしまいそうで悲しい気持ちになりました。

 伝えなければいけないことも、その伝え方次第で、良くも悪くもとられてしまうことはもったいないなと改めて感じました。

by 板谷

接客と販売

わたしはウインドショッピングが好きで、休日や時間が空いたときなど何を買うというわけではないのですが、ふらっとお店を見て回ります。当然のことですが、どのお店の店員さんも、私に商品を売り込もうと様々な言葉で話しかけてきます。

 「何かお探しですか?」と質問を投げかけてくる店員さんもいれば、わたしが見ているものから何を探しているのか推測して、「まだ入荷したばかりの、こちらの商品はいかがですか。」とお勧めの商品を直接売り込む人もいます。
まったく買うつもりがなく、ただ見ているだけのときは何を言われてもさらっと聞き流すのですが、例えば「大きめの鞄が欲しいなあ。」とか「寒くなってきたし、そろそろコートが欲しいなあ。」などと、ぼんやり頭の中に描いたものがあるときは、店員さんの勧め方次第で購入してしまうことがあります。どの店員さんも、親切丁寧で、お客さんに買ってもらいたいという思いは同じにも関わらず、その違いは何だろうといつも不思議に思っていました。

 先日、接客についての本を読んだ際、接客と販売についての違いについて書いてあり、なんとなく私の疑問は解決しました。その本には、「接客とはお客様の『いま』を満足させるために努力を重ねていくこと。」とありました。 「『いま』なんとかしてほしい。」それに対応するのが接客の仕事だということです。
それに対して「販売はお客様に少し先の『未来』をイメージしてもらい、幸せな気分を味わってもらうこと。」とありました。お客様によって未来は異なるため、「なりたい姿」というキーワードでお客様とコミュニケーションをしていく作業 が販売なのだというのです。

 確かに、丁寧な言葉であれこれと商品を説明してもらい、すばらしい接客を受けるよりも、「その商品はこんな時にも使えます。」とか「こんな洋服に合わせることもできます。」など、その商品を買ったあとのメリットをより具体的に思い描けるほうが購買意欲も増すような気がします。
 接客と販売は、同じようで実は大きく違うのだと、自分の体験に置き換えることで実感できました。

by 板谷

1秒即決法

お店に入った後で、メニューを見ながら何分も注文の品を決められなかったり、洋服を買いに行ってお店を何軒も見てまわり、結局最初のお店に戻ってきたものの、まだ悩んでしまう・・・などという経験をしたことがある方は少なからずいると思います。私も、自分ではそんなに優柔不断なほうではないと思っているのですが、時々このようなことがあります。たくさんある中から一つを選択しなければならないときには、この中で最善のものを選びたいとか、選んだあとで後悔したくないなどという心理が働き、慎重になってしまうものです。

プライベートに限らず仕事上においても、選択を迫られる場面に出合うことがあります。しかしそれが仕事のこととなると、さらに慎重になってしまい選びきれなくなるのは当然のことのように感じます。相手もあることですし、この選択が自分だけでなく相手にとっても良いことなのだろうかと考え始めると、なかなか答えにたどり着くことはできません。

ところが先日読んだビジネス書の中に、「1秒即決法」というものが載っていました。仕事上で何かの選択を迫られたとき、たいていの人は、「自分にできるだろうか・・・。」とか「選んでいたらどうなるか、選ばなかったらどうなるか・・・。」といった後々のことを考えこんでしまい、結論を出すのに時間がかかりすぎるものですが、そこを即決することにより相手に驚きと強い印象を与えることができるというものです。またその行動ひとつで、相手の反応や対応などその後の展開も変わってくると書いてありました。

本人は、どちらを選択したかということを重要視してしまいますが、実は相手は選択した後の対処法に重きを置くことが多いので、それを選んだことでの最善策を示すことができれば、相手には十分に理解してもらえるようです。とても重要そうにみえる選択するという行為よりも、その選択が間違いでなかったと思えるようにするその後の行動のほうがさらに重要なのだと改めて感じました。

by 板谷

もう少し配慮した対応を

毎日のように猛暑日が続き、熱中症の話をよく耳にするほど今年の夏は本当に暑いです。
ニュースでの、「エアコンが飛ぶように売れている。」という報道に、このご時勢に少しでも景気のいい話がでるのは良いことだと涼しい顔でみていたのですが・・・

 ところが先日、家に帰っていつものようにエアコンのスイッチを入れても、部屋がいっこうに涼しくなりません。まさかと思ったのですが、やはり故障のようです。この暑さにクーラー無しでは耐えられるはずもなく、すぐに電気屋さんへ駆け込みました。とりあえず、すぐに設置してもらおうと思っていたのですが、わたしの考えはかなり甘かったようです。店員さんに話を聞くだけでも順番待ちで、すでに10人以上の名前がボードに記載されています。そして、売り場の周辺には順番を待っているであろう人で溢れています。

 「おすすめの商品はどれですか?」とか「安い商品と高い商品の違いは何ですか?」など、やはりどのお客さんも店員さんに聞きたいことは同じようで、何度も同じやりとりがなされていました。待ちきれずに帰ってしまう人もいるほどです。1時間ほど待ってやっと名前が呼ばれ、店員さんと一通りのやりとりを終え、いざ購入の段階になると、なんと配達日は早くても1週間後とのこと。平日は不在の私は、さらに1週間先しか受け取れません。これで少なくとも2週間はクーラー無しで過ごすことが確定しました。そのうえ時間指定の場合は割増料金がかかるというのです。
 
 家の中にいても熱中症にかかるというのに、もう少し配慮した対応はできないものかとさらに熱の上がる出来事でした。

by 板谷