「第一印象の重要性」

先日、マナー講師をしている友人と久しぶりに会う機会がありました。
近々名古屋でセミナーを開催するとのことで、その第1回目のテーマ『第一印象の重要性』について少し話を聞かせてもらいました。

人は第一印象でその人のイメージが出来てしまい、そのイメージはその後ほとんど変わらないそうです。
その事実を知れば、いかに第一印象というのが重要かと分かり、嫌でも自分の第一印象に意識を向けるようになります。

人は第一印象を五感の中から自然に感じ取るものですが、統計上は以下のような割合になっているそうです。
視覚からの印象が8割
聴覚からの印象が1割
残りは嗅覚・触覚・味覚です。
私が一番驚いたのは、初対面の場合は特にその人の話す内容はあまり印象に残らないという事実です。
第一印象の8割を占める視覚がその人のほとんどを形成してしまい、あとは自分で作り上げたイメージで話を聞いてしまうのだそうです。
確かに、初めてお会いした方と話をする場合には、その内容よりもその人がどんな人かを探るほうに意識をもっていかれるのは納得できます。
そのため、逆にいえば服装やメイクなどで自分の印象を作り上げることもでき、仕事上ではそういった戦略を立てることもできるようです。

新年度を迎え、新しい人との出会いも多い時期となりました。
第一印象の重要性を再認識するとともに、私自身も改めて考え、行動していきたいと思いました。