石田会計に入社してちょうど1年になりました。
昨年の3月までは子供が幼稚園に通っており、私自身もボランティア活動等で幼稚園にいることが多い生活でした。
周りの友人達からは、子供が小学校に入学したら急に時間ができ、いわゆる「幼稚園ロス」の状態になるのではないかと心配されていました。
実際に、卒園を機に毎日の送り迎えやお弁当作り等から解放され、反動で一時的に引きこもりのようになってしまう母親をこれまでに何人か目にしたことがあります。
私は石田会計で5月から働き始めましたので、「幼稚園ロス」の状態になる余裕がなかったのは、運が良かったのかもしれません。
入社当初、1人で通勤した時、何ともいえない爽快感を感じたことは今でも忘れることができません。
子供に合わせずに自分のペースでさくさく歩くことができ、子供に常に注意を向けている必要もない…
まるで持っていた荷物を降ろした時のように足取りが軽く感じられたのは、それまで子供と一緒に歩く時に特に負担と意識していたわけではなかっただけに、衝撃でした。
母親1人が24時間育児をせざるを得ない生活は、いくら子育てが苦にならないと思っていても、相当ストレスのたまることだと感じます。
ですので少し時間ができた時、ブランクのある母親であっても、自分を活かせる職に再度就ける社会はいいなと思います。
政府の掲げる「一億総活躍社会」が絵に描いた餅ではなく、女性の生き方により良い選択肢を与えるものになることを願います。
石田会計はそういう意味での柔軟さにおいて、とても先進的な事務所であると思っています。
無理なく家庭との両立ができ、そのような立場でもやりがいのある仕事をさせてもらえるこの事務所だからこそ前向きにやってこられたと、この1年間を振り返って改めて感じました。