確定拠出年金も投資

先日、ある友人から個人型の確定拠出年金に加入したいという話があり、どのように運用したら良いか相談された。
個人型の確定拠出年金について少しばかり調べてみた。
会社員であれば、勤務先企業に厚生年金基金などの企業年金制度(企業型確定拠出年金を含む)が無い場合には、個人型の確定拠出年金に加入できるようだ。

友人によれば、加入者が拠出した掛金が所得から全額控除されるなどの節税メリットに魅力があるということだった。
確かに上記の所得控除の他にも、運用期間中の運用益には課税されないため複利効果が大きいなどの節税メリットがあるようだ。
もちろんデメリットもある。口座管理手数料等のコスト(年2,000円程度~年7,000円程度が毎年+加入時手数料2,700円)が発生する、運用次第で元本が毀損する可能性があるなど。

運用商品は日本株式、日本債券、外国株式、外国債券などを対象とした投資信託がメインである。さて、なんとアドバイスしたら良いものか・・・。
ありきたりの回答をするのは簡単だが、せっかく相談してくれたのでそれでは申し訳ないと思い、私だったらこうするという話で友人の相談に応えた。これは投資だと強調しておいたのは言うまでもない。

前職の先輩が開いている株式講座の会員も増加していると言っていたし、知人の中でも最近証券口座を開設したと言っていた。2014年1月からNISA(少額投資非課税制度)がスタートする影響もあるのだろうか、投資を考えている人が増えているのは間違いない。
投資は儲かることもあれば損をすることもある。損をすることのほうが多いかもしれない。投資をするなら、元本が最悪ゼロになっても精神的安定が保てるぐらいの余裕が欲しいと思う。