「会計データ入力時のポイント」

 石田会計の多くのお客様には会計データを入力してもらっています。
基本的なことにはなりますが、会計データを入力する際に今一度確認して頂きたいポイントを簡単にご紹介します。

①現金預金等の残高は合っていますか?
 ついつい仕訳の入力に集中してしまうと、最終残高が合っていないことがあります。入力が終りましたら一息おいて預金と預金通帳、売掛金と売掛金元帳などその他の科目についても管理簿と照らし合わせてください。

②各勘定科目の残高がマイナスになっていませんか?
 マイナスになっていた場合、何かが間違っている可能性が高いです。見直しをお願いします。

③同じ取引に関しては同じ科目で統一されていますか?
 例えば同じものを購入した際にある時は消耗品、ある時は雑費では統一性がなくなってしまいます。統一性がないと、前期比較の有用性も低くなってしまいます。お勧めとしましては、同一の取引については仕訳辞書登録するなどして同一にされますと、管理しやすくなります。

④補助科目の数はほどほどに…
 売掛金等取引先を補助科目で管理されていると思いますが、あまりに膨大な数になってしまうとかえって管理上のメリットよりも手間の方が増えてしまいます。年に一度は補助科目の見直しをして頂き、すでに取引が終っている先については削除するなど、随時更新して頂くのが結果的に効率化につながります。同じく勘定科目についてもやみくもに増やされることはお勧めしません。

 いかがでしょうか?会計データは当然今期の利益を測定するための入力でもありますが、今後の経営判断の材料でもあります。経営判断の材料が有用であるものでないと、判断にもブレが生じてしまいます。

 会計データの入力の際ご不便な点などがございましたら、ぜひ一度ご相談下さい。せっかく入力して頂いている会計データを思う存分有効に利用出来るよう、お力添えをしていきたいと思います。