歯の治療

先日、平成24年分の確定申告により医療費控除を受けました。 あろうことか名古屋に来る前に前歯2本が抜けてしまい(元々乳歯だったのでいつかは抜けると言われていた)、口腔外科のある歯科医院でインプラント治療を受けているためである。 医療費控除を受けられるのは嬉しいことだが、前歯が抜けたことのほうが何倍も悲しかった…。

 

長い目で見るとインプラントが良いと勧められたのと、この先何回も歯をいじられたくないと思いインプラント治療を行うことにした。治療を始めたのだが「インプラントってこんなに時間がかかるの?」と驚きだった。素人の発想だが歯を埋めるだけだと…。 簡単に流れを説明すると、『仮歯の設置⇒CT撮影⇒顎の骨にボルトを埋める⇒ボルトが顎の骨になじむまで2ヶ月程度経過観察⇒上下歯の型をとり義歯を作成⇒義歯をボルトの上に付ける』といった具合。 思ったよりも大変だった上に、歯の治療嫌いの私には忍耐も必要だった。

 

医療費控除の話も少し触れてみよう。国税庁のホームページ「医療費控除の対象となる医療費」では、歯科医師による治療の対価及び医師等による治療に直接必要な義歯の購入費用は、医療費控除の対象として認められている。 ただ、「一般的に支出される水準を著しく超えると認められる特殊なものは医療費控除の対象になりません。」と書いてあるので、「インプラント治療はどうなの?」と思う人もいるかもしれない。 そこで、念のため名古屋の税務署に問い合わせてみた。インプラント治療は医療費控除の対象となると明確に即答してもらえたので問題はないようだ。

 

私のインプラント治療は終盤に差し掛かっている。この先、医療費控除が受けられたとしても歯科治療の世話になりたくないのだが、そうもいかないのだろう。