新年の抱負

石田会計に入所してはや3ヶ月、事務所の雰囲気にも慣れてきました。
今年自分が取り組まないといけないことは、知識と経験値を増やすことに尽きるかなと。毎年言えることだが…。

さて、TPPが取り沙汰されるようになってから久しいが、TPPへ加盟するとどうなるのか?
専ら農産物の関税撤廃の話が中心になっているが、公認会計士や税理士などの士業にとっても他人事ではない。例外がなければ、様々な資格において相互参入が可能になるのだ。
日本の公認会計士は海外で公認会計士業務が行えるようになるが、一方で海外の資格保有者が日本で公認会計士業務を行えるようになる。
また、税理士の場合は、海外では税理士制度が存在する国はほとんどなく、日本で言う公認会計士が税務業務を行っていることから、海外で税務業務が行えるかはわからない。国内においてはどうか。海外から来た公認会計士が日本で税理士業務を行えるようになる。
これらは止められないだろう。なぜなら日本VS米国なのだから。言葉の問題があるのでどれくらい影響が出るかはわからないが…。

税理士会では、公認会計士や弁護士への資格付与要件を見直そうとしているが、木を見て森を見ない議論をしているのではないだろうか。公認会計士協会も協力すべきで前向きな議論をして欲しい。
話は長くなったが、これからは資格ではなく個人としてどれだけ実力をつけられるかが重要になってくるのだろう。

by長尾