「税理士会の支部委員になって」

昨年の4月から、税理士会の支部の委員会に参加しています。

税理士会の仕事でよく知られているのは、確定申告時期の無料相談会の開催です。また2月23日の税理士記念日(税理士法が制定された日)には、各地でPRイベントが開催されます。その他にも、小学校などへ訪問し租税教育なども行なっています。
また、内部的な活動としては、毎月の定例会議や研修会なども開催しています。
そして、名古屋税理士会は、17の支部に分かれており、税理士事務所はその所在地に応じて各支部に所属しています。例えば、石田会計なら名古屋市中村区に在るため「名古屋中村支部」に属することになります。

わたしは厚生委員として活動しているのですが、一番大きな仕事は研修旅行の手配です。すでに1年以上前から、候補地選びや旅行社の選定(2,3社にプレゼンしてもらい、その中から選びます)などを行なっています。確実に催行するためには、そのくらい前から手配する必要があるのだそうです。参加者の年齢層も幅広いので、みんなに満足してもらえるような配慮が必要になります。また若い方に参加してもらえるような新しい取り組みとして、宿泊は大部屋ではなくシングルルームにし、親睦を深めつつ一定のプライバシーも確保できるよう検討しています。

今までは参加する側だったのですが、今回初めて委員として、委員会を中から見ることができ、ひとつひとつの行事に膨大な時間と労力が費やされていることを身をもって体験することができました。
あわせて、委員会のメンバーとの情報交換の場ともなっており、時間のやり繰り以上に得るものが多いと感じています。
任期は2年のため、もうしばらく続きますが、この経験を有意義なものにできるよう取り組んでいきたいと思います。