東山動植物園再生プラン

 ゴールデンウィークに東山動物園へ行ってきました。
大学の友人夫婦が子供を連れて帰省していたため東山動物園へ遊びに行ったのですが、久しぶりに友人家族に会える楽しみと、東山動物園の再生計画が始まってからまだ一度も訪れていなかったため、どのように生まれ変わりつつあるのか楽しみにしていました。

 東山動物園は、基本理念として、「人と自然をつなぐ場」となり、生命(いのち)の大切さや、生命の源である地球(自然)の大切さを伝え、 持続可能な地球環境を次世代へつなげていくこと、を掲げています。 人と自然をつなぐ場となるためには、様々な垣根を取り払う必要があるとして各施設の再生を目指し、 2008年にチンパンジータワーがリニューアルオープンしてから、ペンギンやアザラシ舎のほか、 トイレの設備などもキレイで充実したものとなっているようです。

 園内は実際に新しくなった施設が多く、そこで生活する動物たちも以前より活き活きして見えました。 他の動物園では、アドベンチャーワールドは動物との距離が近く餌やり体験なども楽しめたり、 旭山動物園は動物の見せ方が工夫されていて楽しく学べるような掲示もたくさんあると感じましたが、 こういった要素が少しずつ取り入れられている印象を受けました。
また園内は一日遊べるほど広いので、食事施設を新しくしてメニューも増やしたり、お弁当を広げられる芝生広場があると良いと思いました。

 平成24年度の東山動物園の入園者数は200万人ほどで、上野動物園に続き全国2位となりましたが、 もっと魅力的な動物園になって、県外からの入園者も増えるといいなと思いました。 再生計画は平成48年度までを想定しているようですので、それまでにまた何度か訪れたいと思います。