字画の姓名判断、血液型占い、星占いなどの性格判断は一見、根拠が無いように見えても人気があります。
「性格判断」と一言で言っても「占い」から、統計学に基づく科学的な「分類」まで色々あり、かなり昔から研究されているようです。
神経質な人はヤセ型が多いなど、体型による性格分類もあり、こちらは統計的にも信憑性があるようです。
就職試験などで適性検査を受けた経験のある方も多いのではないでしょうか?適材適所のための判断材料の一つとして広く使われています。
今では、性格を構成されると考えられる要素は5つであるという「ビックファイブ説」が有力だそうです。性格を構成する5つの要素は、下記のうち目立つもの2~3個で表現できるというものです。
(1)開放性 (好奇心・積極性)
(2)誠実性・勤勉性 (まじめ・意思の強さ)
(3)外向性 (社交性・活動性)
(4)協調性 (空気がよめる)
(5)情緒不安定性 (イライラしやすい・落ち込みやすい)
例えば「まじめで、社交的な人」「積極的で空気の読める人」などです。開放性は小さいと消極的ですが、大きすぎると「おせっかい」となってしまいます。社会生活を心地よく過ごすには適正範囲があり、大きすぎても小さすぎても問題ですね。
性格は本人の努力で変えることができる面もありますが、調査によると幼少の環境・遺伝で大半は決まってしまうということです。
性格を変えるにはとても大きなエネルギーや動機(運命的な出来事)がいるということですね。色々な性格判断がありますが、自省のヒントとして活用することも大切であると思いました。