「子ども会の役員」

年度末が近づき、ほっとしています。
というのは、今年度は子ども会の役員をしており、その任期が終わりに近づいてきたからです。

私がやっていたのは、学区内に十数団体ある子ども会全体を運営する組織の役員です。
平日昼間に会議があり、休日は子ども会の行事の運営、自治会の活動のお手伝い等、盛り沢山な役割を担っていました。

聞けば、名古屋は日本一子ども会の活動が盛んな土地だとか。
それでも昨今は子ども会に入会しない子供も多く、その理由は親が役員になりたくないからというケースが少なくないようです。
今年も役員を選出できないために解散する運びとなった子ども会があり、残念なことに学区の子ども会が一つ減ってしまいました。

役員は平日昼間に会議がある点でフルタイム勤務の母親には厳しいですし、休日も子連れでの参加ができないお手伝いもあり、父親等の協力の得られない家庭も難しいかもしれません。
となると役員可能対象者が限られてしまい、同じ人が何度も役員をやることになる一方で一度もやらずに免れる人もおり、不公平感が大きくなってしまっています。

私の場合も始めは多少もやもやした気持ちもあったのですが、やってみると新しい出会いがあったり大勢の子供達の笑顔に触れられたりと、自分にとって得るものがあったというのが実感です。
ちなみに仕事との両立は、石田会計において柔軟な働き方を認めてもらえているおかげで、何とかやりくりすることができました。

子ども会に限らず地域の活動の役割が回ってくるのは、地域で暮らしている以上、当然のことだと思います。
公平に選出されて納得できていれば、その後気持ちよく地域貢献することができ、活動を楽しむことができると思いました。