先日、ありがたいことに、ある社長の自宅に招かれて、家族同士で食事をする機会があった。
社長の家族構成は、社長夫婦と長男、小学6年生の長女、小学4年生の次男といった具合で、私の家族構成は、私と妻、1歳の娘である。
私の娘は若干人見知りするので、社長の自宅に入ってから5分ぐらいは泣いていたが、しばらく抱いていると慣れたのか泣き止んだ。
その後は、社長の長女と次男が遊んでくれて、娘も楽しそうにしていた。
次男が小学4年生とは言え、私の娘と8歳ほど離れているので、お互い遊び相手になるのだろうかと心配していたのだが、徒労に終わった。
社長の子供達が遊んでくれたおかげで、娘は特に泣くことも無く、私や妻に遊んでくれと言うこともなく、3時間ほど社長夫妻との夕食を楽しむことができたのは驚きだった。
私や妻と遊ぶより、お姉ちゃんお兄ちゃんと遊んでいるほうが楽しそうだった。
恐らく私たち夫婦がその場からいなくなっても、泣くこともなく楽しく遊んでいたことだろう。
自宅にいる時は、ハイハイしながら私の後を追ってくるのだが・・・
子どもの適応力は凄いと感じた。
1時間も経たないうちに、昔からずっと友達だったかのように楽しく遊んでいるのだ。
大人だと、初対面から1時間程度では、どこかよそよそしさが残っていると思うのだが。
子どもは何かするにしても最初は戸惑うのだろうが、すぐに適応してしまう。
大人よりもはるかに優れた適応力を持っているのではないだろうか。
歳を重ね気づかないうちに適応力が落ちている、柔軟な発想ができにくくなっているのか・・・子どもの姿から自分を見つめ直す良い機会でもあった。