「大変になりました!」

 消費税率が変更になり生活面では増税の印象が強いですが、経理担当となると今まで以上に煩雑になり、8%、10%の2段階という改定も気が重いですね。

 石田会計では自計化しているお客様が多いので、4月以降、会計データの入力に関し消費税区分変更方法をお知らせさせていただいています。
 お客様から入力いただいた4月のデータを確認すると、消費税区分が4月以降すべて8%処理になっているケースがあり、説明の至らなさを痛感するとともに、確認の連絡をしている状況です。
 正しく税金の計算がされないのは勿論ですが、かなり処理が進んでからの確認となると、お客様の確認・修正の時間や心理的負担も大きくなるので早めに連絡するよう心がけております。

 以前は税率が5%のみだったので、消費税がかかる取引(課税取引)とかからない取引(非課税・不課税取引)を決算・月次の際に確認し、摘要の記載を見てスタッフの判断でデータ上で修正が可能でした。
 今後の5%と8%の税率については請求書や領収書など個別の確認が必要なため、今までのようにはいかないので悩ましいところです。 

 記帳代行をしているお客様には、各担当から税率のわかるような記載等お願いさせていただき、なるべく事後確認にお時間をいただかないよう心がけおります。

 消費税以外にも、日々の経理業務に関し、気になることがございましたらお気軽に担当者まで相談いただき、お客様の状況に応じて一緒に考えさせていただければと思います。