「地ビール」

先日、週末を利用して兵庫の城崎温泉に1泊2日で出掛けてきました。
温泉に入ったり、美味しいご飯を食べたりと、とてもリフレッシュすることができ、その中でも特に、温泉街を散策しながら飲む地ビールは格別に美味しかったです。
 個人的に旅行が好きなので、温泉旅行には年に何度も出掛けるのですが、旅行先では地ビールを飲んで楽しむことがいつからか自分の中で定番となっています。

 そもそも、地ビールとは、1994年の酒税法の改正により、ビールの製造免許を取得する際に必要な年間最低製造数量の基準が、従来の 2,000キロリットルから 60キロリットル へと大幅に引き下げられたことにより、全国各地に誕生した地域密着・小規模醸造のビールのことを言い、「クラフトビール」とも呼ばれ、愛知県内にも犬山市や安城市などに醸造所があります。

 近年ではビール離れが進んでおり、国内ビール大手5社が発表した昨年のビール類の出荷量は10年連続で前年割れとなっている一方で、全国主要地ビールメーカーの昨年1~8月の累計出荷量は前年同期比7.0%増となっています。
 その要因としては、ネット販売の拡大のほか、飲食店・小売店の開拓や地ビ-ルフェスタ等のイベント出店で商品知名度を高めていること等が挙げられます。

 そうは言っても、現状では地ビールの日本国内での業界シェア率は1%に満たない数字ではあり、大手ビール社が大多数を占めています。
 ビール好きな私としては、これから地ビールが業界内でのシェアを拡大していき、ビール離れに歯止めをかけることができるのかを注目していきたいと思います。