「初めての経験」

年末のお休みを利用して初めて海外旅行に行ってきました。
海外といってもグアムであるため日本人も非常に多いといった状況なのですが、それでも私にとっては刺激的な経験になりました。

行く前から日本人が多いとは聞いていたので、なるべく現地の雰囲気に触れたいと思い、現地についてからはツアー等を利用せず自分達のみで行動できるプランを選択しました。
観光先は年始だったせいか人気(ひとけ)がなく、歩く道のりで見かける人は日本人では私たちだけの状態でした。

そんな中、新鮮に感じたことは現地の歩行者用の信号機でした。
恥ずかしながら私は日本の信号機の仕組みは世界共通だと思っていました。
確かに車両用の信号機に関しては赤なら止まる青なら進むでしたが、歩行者用の信号機は日本とは異なっていました。
グアムの歩行者用の信号機では色はなく、手のひらをパーにしている状態は止まる、人間が歩いている姿の時は進むということを表しており、それを理解するのに少し戸惑いました。笑
その他にもいつもなら飲食店に入れば当たり前に出てくる水とお手拭きが出てこないことにも驚きました。

とてもささいなことですが、自分が当たり前に思っていることは当たり前でないということを実感する出来事でした。
今までの経験に基づき当たり前という感覚が形成されると思うのですが、当たり前と感じることは自分が勝手に基準を作っているだけであり、その感覚に慣れている状態のように思います。
仕事においても、慣れからスピードと正確さは増しますが、その感覚を時には立ち止まって意識的に見直すことは大切のように思います。
新しい発見をすることに面白さを感じるとともに、たまには異なる環境に身を置くのも新鮮で面白いなと感じました。