「京都観光」

以前から行ってみたいと思っていた京都の”南禅寺”に出掛けました。
歌舞伎の中で石川五右衛門が、南禅寺の山門の上からのすばらしい景色を眺めて言ったという有名な台詞「絶景かな、絶景かな」を私も味わうことができました。
またもうひとつの見所として南禅寺の境内に立つレンガ造りの水路閣があります。これは琵琶湖の水を引くために作られたものですが、古代ローマをお手本として作られたレンガ造りの水道橋で、大変趣きがありドラマの撮影にも使われる場所です。

その後は、京都の台所として有名な”錦市場”へ行きました。目当ての京野菜を使った漬物屋さんに行き、聖護院かぶらの千枚漬を探したのですが見付からず、お店の方に聞くと「千枚漬は冬のひと時しか食べられないので、時期が違います。うちは今が旬のものしか置いていません。」とのことでした。ところが別のお店に行くと時期ではない千枚漬があり、「冬の一番おいしい時期のかぶらだけを使って大量に作って保存し、年中食べていただけるようにしています。」とのことでした。
それぞれお店の考え方は違いますが、この時期に商品が無いことにも十分に納得ができ、また商品が有ることにも同じく納得でき、どちらのお店にも好感が持てました。

その後は祇園の辺りを散策したのですが、京都は町並みがすばらしく、気候がよいときは歩いているだけでも十分に楽しめるなあと思いました。