「めんどくさがりの効用」

 何を隠そう、私はもの凄くめんどくさがり屋です。
すぐサボることを考えてしまいます。

 ただし、それはやるべきことをやらずに投げ出す意味ではありません。
なんとかうまいことサボって、楽に同じ価値の成果物を作れないか、と考えることです。

 例えば弥生会計の入力。
初めて弥生会計に触れたのは今から2年前、ちょうど当法人に勤めるようになってからでした。
その時、一つ一つの取引を記帳するにあたり、
「日付を入力し、勘定科目をリストダウンから選択、金額を入力して、摘要に文字を打ち込む。」
という原則的な方法をとっていました。
始めは、仕訳を入力することで試算表が出来上がっていく様が新鮮で楽しくできていたのですが、同じような取引ばかり入力するので、段々めんどくさくなってきました。

 すぐさまgoogleを開き「弥生会計 仕訳 コピー」と検索して、
「Ctrl+l」で仕訳コピー、「Ctrl+y」で仕訳貼り付けができることを知りました。
それを使うようになってから、同じような取引に対してリストダウンから勘定科目を選択する時間、摘要に文字を打ち込む時間は無くなりました。
他にも、
「勘定科目や補助科目を頭文字を打ち込むだけで呼び出す」
「定型仕訳を辞書登録し、複雑な振替伝票を一瞬で出す」
「alt+←or→でページ戻し、送り」等、
よく使いそうなショートカットキーを覚え効率化を模索しています。

 エクセル作業でも同じです。
セルや文字の色を変える、表を作る等のよく使う作業はショートカットキーを設定し、ボタン一つでできるようにしています。

 めんどくさいと思ったことはうまくサボる方法をこれからも考えていきたいですし、便利だと思うことは所内でも、またお客様に対しても還元していくことで効率化を目指し、より価値の高いサービスの提供に努めて参りたいと思います。