「ふるさと納税」

私事ですが、3年前からふるさと納税をしています。
 2011年、イチロー選手が鳥インフルエンザで大変だった宮崎県に寄付したことでニュースになったのでご存知の方は多いのではないでしょうか。東日本大震災でも支援方法の一つとして話題になりましたね。
 
 ふるさと納税とは2008年に導入され、地方自治体に対する寄附金のうち2,000円を超える部分について個人住民税所得割の概ね1割を上限として、所得税と合わせて全額が控除される制度です。(確定申告が必要です)
 
総務省の発表による2008年導入からの実績は下記の通りです。
2008年 寄付適用者 3.3万人 寄付金額72億 
2009年  〃    3.3万人   〃 65億
2010年  〃    3.3万人   〃 67億
2011年  〃    74.1万人  〃 650億
2012年  〃    10.6万人  〃 130億

 ふるさと納税制度自体に賛否両論ありますが、寄付金控除(税金優遇)と寄付のお礼として特産品を出している市町村が多いので利用者が増えています。
 最近はお礼の品が特産品だけでなく宿泊券、人間ドック、ゴルフプレー券などバリエーションが増え、品切れになったり、季節の品で入替りが多いので寄付の都度HPで確認しないといけません。
 寄付方法も振込み、クレジットなど選択でき煩わしさはそれほどでもありません。
 
 自分のふるさとだけでなく、過疎化の進む応援したい地方に寄付して、宿泊招待など、足を運ぶきっかけ作りとしてとても素敵な制度だと思います。
 応援買い、復興支援ツアー、ふるさと納税など「地方応援」の選択肢は色々あっていいですね。
 今年、寄付金控除を受ける場合は年内の寄付が必要です。まだ間に合いますので興味があればHPなど是非ご覧になってみて下さい。