菜の花プロジェクト

 確定申告を終え繁忙期も一息ついたところで、休日に近所の菜の花畑に行ってきました。
ここは休耕地、耕作放棄地に菜の花が植えてあり、区画によっては自由に菜の花を摘めることになっています。
豊田市のスタジアムの近辺が一面、菜の花で黄色い絨毯(じゅうたん)のようになっており、お散歩を楽しむ人、花を摘む人、写真を撮る人などで多くの人が訪れ、ちょっとした観光スポットになっています。

 この企画は「豊田・加茂 菜の花プロジェクト」という名で、地域の活性化をしようという目的に加え、環境問題の意識向上のために菜の花の油でナタネ油を生産したりと、地域の企業や大学、農家の方々の協力で運営されているようです。

 調べてみるとこういった活動は全国で行われていて、菜の花プロジェクトネットワークという名で菜の花を中心とした資源循環型社会の地域モデルづくりを推進しているとのことでした。
 もともとは廃食油のリサイクル活動から始まり、現在菜の花作りから油をとって地域内活用、それをまたリサイクルするまでの資源循環サイクルをつくる活動に展開しているようで、結構大きなネットワークになっているようです。

 友人に教えてもらい予備知識無しに訪れたお花畑でしたが、多くの人の思いや協力によって支えられていることを知り心温かな気持ちになりました。
菜の花プロジェクトをブログに書くことで、一人でも多くの人に知ってもらい微力ながらプロジェクトの力になれればと思っています。
それと同時にもっと早く、花が咲く前に来ていたら菜の花を食べられたのにと悔やまれます。
 実際二月は食材として菜の花を摘みにくる方が多いとのこと。
来年は忘れずに春が来る前に訪れようと決意しました。

菜の花プロジェクトネットワーク
http://www.nanohana.gr.jp/index.php