「食事会でのハプニング!」

先日、仕事の関係で親しくしているメンバー10人程で食事会を行いました。
美味しい食事をいただきながら談笑していると、店員さんが飲み物を持って来た次の瞬間、バランスを崩して、トレーの上にのっている飲み物2杯が、友人の肩の辺りからかかりました。
もちろんスーツはびしょ濡れの状態で、袖口からポタポタ垂れています。

それに対するお店側の対応が、納得できませんでした。
「すみませんでした。」と言っておしぼりを持ってきてはくれましたが、その後は普通にコース料理を運んでくるだけです。
ずいぶん経ってから、男性の店員さんが来てお店の名刺を渡し、「クリーニングの領収書を送ってくだされば、料金を支払わせていただきます。」との対応でした。
その場の雰囲気への配慮もあり、お店側に対してクレームは一切言いませんでしたが、その対応の不味さに場がしらけてしまいました。

この実体験を受けて、その後は楽しい食事会から一転、各々の対場から意見交換となりました。
メンバーの中にいた一人は弁護士的立場から、損害賠償額の妥当性は実費相当で間違いないが、振込先を教えることは個人情報ですし、そもそもこの場で解決出来ないことが更なる問題を生むきっかけになるとの意見。社会保険労務士的立場からは、従業員教育が行き届いていないことの問題点を指摘していました。
いずれにしても、緊急事態であることは間違いありませんので、その場の迅速な対応が何より大切だと感じました。失敗は誰にでもあることですので、そこは仕方がないとして、その後の対応でお店の印象を悪くしてしまうことは、料理が美味しいお店だけに大変勿体無いことだと思います。

友人は、「せっかくこんな思いをしたから、今回の出来事を仕事でも何でもいいので皆さんの話題に使ってください。」と笑っていましたが、大変なハプニングを目の当たりにし、違った意味で忘れられない食事会となりました。