「森の野外映画祭」

先日、ノリタケの森で開催されている「森の野外映画祭~芝生で楽しむシネマナイト~」に出掛けました。

これは、園内の赤レンガ前ひろばで映画上映とライブ演奏を行なうイベントで、昨年好評だったことから今年も開催されたそうです。
赤レンガの建物をバックに、スクリーンとステージが設置されており、テーブル席の他、芝生スペースも設けられていました。

イベントは2部構成になっており、まず第1部ではその日の映画にちなんだ音楽が演奏されました。司会者の方から、「映画の世界が広がるような音楽を披露します。」との言葉通り、しっとり聞かせるようなものから、聞き手も手拍子で参加するような楽しい音楽まで充実の内容でした。
日没後の真っ暗で静かな中での演奏は、ピアノやトランペットの音がとても澄んで聞こえます。
その後、軽食の休憩をはさみますが、食事も映画にちなんでおり、その日はキッシュが提供されました。こんなところにも、ちょっとした工夫があり感心しました。

そして、いよいよ第2部のメインイベントである映画鑑賞が始まりました。
気楽に楽しむことをテーマにしており、芝生の上にレジャーシートを敷いて寝転がっている人もいて、みんな思い思いに楽しんでいるようでした。

主催者側が、”野外で見てみたいと思わせる、音楽が素敵な映画”というコンセプトで選んだこともあり、映画の中には広い草原や夜空など臨場感のわく場面が多くありました。
また劇中音楽も、第1部で演奏されていたものが多く、心地よく耳に入ってきました。
映画館で見るのとは違い、風の音や温度変化を感じながらの映画鑑賞もまた一味違って、おもしろいものでした。