「花粉症から」

 3~4月は花粉症に悩まされている人も多いのではないだろうか。
 花粉は1年中飛んでいるので、1年中花粉症に悩まされている人もいると思うが。
 私もいつ発症したのかは不明なのだが、10年前ぐらいから花粉症を発症している。
 花粉の多い日は、気づかないうちに鼻水が出ていたり、PM2.5の濃度が高い日は頭がボーっとしてしまう。

 ふと思ったのだが、田舎に住んでいる人に花粉症の人はなぜ少ないのだろうかと。
 私の祖父・祖母は京都北部の田舎町のさらに山間部に住んでいて、都会より花粉は多いはずなのだが、祖父・祖母のご近所さんに花粉症の人を見たことがない。
 さらに、花粉症が話題になったこともない。不思議だなと。

 花粉症の発症について、はっきりとした原因はわかっていないようだが、自動車排気ガスなどに含まれる大気汚染に関わる粒子が、大きく影響しているという説がある。
 花粉だけを吸い込んだときに10の花粉で花粉症を発症するとしたら、大気汚染に関わる粒子についた花粉を吸い込むと5の花粉で花粉症を発症してしまうようだ。
 都会のほうが花粉症になりやすいと考えられる原因は他にもいくつかあるようだが。

 花粉症の程度がひどい人は、この時期だけ田舎で仕事をするという方法も一つではないだろうか。
 業種・職種や企業の方針などにもよるが、今の時代、ネットがあれば仕事に影響しないという人達も以前に比べ増えているようだし。
 もし、仕事に影響が出なければ、作業効率は間違いなく上がるだろうし、自らの健康状態も良くなるはずだ。
 可能な企業なら、企業にとっても良いことだし、従業員に取ってもプラスになるので考えてみる価値はないだろうか。